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越前府中 木楽庵
そば道場 木楽亭
木楽庵 ネット店
中西グループ
■蕎麦の効能■
蕎麦には臭質のたんぱく質が含まれています。8種類の必須アミノ酸も含まれているたんぱく質で、その質は米や小麦粉をしのぎます。 牛乳や卵に近いたんぱく質といってよいでしょう。また、でんぷんも他の穀類にくらべて煮えやすく、消化されやすいという特徴があります。その他ビタミンB1、B2などのほか、カリウム、カルシウム、ナトリウム、リン、鉄などのミネラルも多く含んでいます。 また珍しい物も含まれています。それはポリフェノールの一種であるルチン。 ルチンは、欧米では薬として用いられており、食べられる物の中では、蕎麦にしか含まれておりません。ルチンは毛細血管の強化、血圧降下作用、すい臓機能の活性化、記憶細胞の活性化の作用があり、そばを常食していれば、高血圧や動脈硬化の予防になるといわれます。ルチンは1日に30mg摂取するのが理想ですが、そばを1食食べれば十分量摂取できます。 ただし、ルチンは水溶性なので、ゆでる時に湯に溶けてしまいます。でもそば湯にはこの成分がしっかり残っていますので、そば湯を飲む事で、この栄養を摂取する事ができるのです。さらにそば湯にはナイアシン、コリン等が含まれており、肝臓を保護すると共に、解毒作用を促し、アルコール分解を高める作用があるので、お酒を飲んだ直後にそばを食べ、そば湯を飲むと悪酔いしないとされています。