福井の極寒の冬を耐え抜いた「越前の杉」と、
平安時代から伝わる伝統塗料「柿渋」。
厳しい冬を耐え抜いた樹齢100年を越える越前福井の杉材。日本の家にかかせない良質木材ですが、弱点は「やわらかさ」でした。柿渋を注入し圧密をかける技術により、耐久性が高く床材にも適した、からだに優しい商品に生まれ変わりました。時を重ねるごとに味わいが深まる、自然な木材です。
何百年という歴史を持つ、伝統塗料「柿渋」。昔から漆の下塗りや和傘の防水塗料など、様々な用途に使われてきました。最近では、防腐・消臭効果や抗菌効果、シックハウスの原因でもあるホルムルデヒドを吸着・除去する効果に期待が高まっています。柿渋の主要成分「柿タンニン」をたっぷり含むことができる浸透性の高い杉材は、柿渋本来のパワーを高めます。
柿渋を木材に注入塗装後、圧密加工を施します。圧密加工とは、ロール圧密という技術により表面を硬くし、耐摩耗性を向上させる技術です。これにより耐久性も高まり、焼付塗装のような仕上がりに。柿渋の機能が長持ちし、樹脂を木材に含ませる方法よりも杉の風合いが保たれます。
新色追加!!
樹種 | 種類 | 節 | 長さ(㎜) | 巾(㎜) | 厚み(㎜) | 入り数(枚) |
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杉 | フローリング | 上小節 | 3950 | 105 | 15 | 8 |
杉 | フローリング | 上小節 | 1950 | 105 | 15 | 16 |
杉 | 羽目板 | 上小節 | 3950 | 105 | 12 | 8 |
杉 | 羽目板 | 上小節 | 1950 | 105 | 12 | 16 |
左から、(一段目)柿渋、古代色、柿渋色、かき色、ブラック、
(二段目)ジャパンブルー、ミディアムブラウン、ナチュラルホワイト、ソフトイエロー、ベンガラ