先日から 会社に新しい仲間が入ってまいりまして
念願だった 林業分野を直営で行うことが出来るようになりました
今までも林業も手がけていましたが、作業そのものは外注先様にお願いしてました
これでは 実際に行っているとは言えないし自分の目指す森林資源の有効活用と
豊かな住環境を目指す企業にはならないなあと 葛藤してましたが
これで文字通り 森林施業~製材~住宅建築まで自社内で完結し
本当いみで 森林資源お有効活用と豊かな住環境を目指すことが出来ます!
早速 自社林の整備を開始!まずは7年ほど前に 伐採し植林した現場の除伐へ
いわゆる下草刈ですね
ここは送電線の下なので 送電線に引っかからないよう定期的に伐採しなければならず
私の祖父が植えた木を 私の父が7年ほど前に伐採し 再植林をしたところです
実はこの現場の上部は さらにさかのぼること20年前に
同様に伐採を行い 再植林をいたしましたその植林は 私自身が行いましたが
なにせその当時はまだまだ林業に関してはど素人で 植林の何かもわからず
ただ単に杉の苗木を 言われるがまま植えただけ・・
その後の 手入れも何もしていませんでした・・
20年も前の話ですから 何本植えたかも定かでないですが
確か300本ほどは植えたはず・・
20年も経っているのですから何も手入れしなくても
その内半分ぐらいは育っているだろう と期待しておりましたが・・
ご覧の通り・・ 杉の木が育っている気配なし(TT)
タラの木林になっていました・・ 地面はいのししが荒らした形跡があり
見るも無残な山肌が・・ 父が植えた下のほうの杉は何とか残っていますが
私が植えたほうは ほぼ全滅といって良いでしょう ちょっと・・というか
かなり悲しくなってしまいましたとほほ・・・
改めてがんばろ・・
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週末はとても良い天気でしたね
3月は上半期の年度末。。良い天気とは裏腹に業績は雨模様(T T)
後半戦の巻き返しを図らなければと 自分にも渇を入れていたところ
社員も 自主的に会社の車を洗浄してくれていました 声をかけると
「せめてキャビンだけでも綺麗にしなければ・・・折角の良い天気なので洗ってます」
となんとも嬉しい言葉が帰ってきました やはり企業は人なりです
彼らのためにもしっかり頑張らねばと思った週末でした・
そんな中 富山に新しい美術館がプレオープンしたとの情報をキャッチ
何でも 富山県産の杉がとても素敵に使われているとの事・・ これは行って見なければと早速向かいました
世界一美しいスターバックスがあることでも有名な富岩運河環水公園の敷地内に建設されているこの美術館ですが
まだプレオープンと言う事で 展示物はありませんでしたが 建物は完成どちらかというと建物のお披露目という感じですね
ちなみに建物を設計されたのは 内藤廣氏
海の博物館(三重県)、牧野富太郎記念館(高知県)など数多くの文化施設を手がけ、東京大学の教授、副学長を歴任されたそうです
この手書きの詳細図から 実施設計に移っていくのですね
これこそ生の建築現場
感激したのは この壁材ですね
細かいディテールもさることながら
杉の一番の難点である色むら「芯材と辺材の色の違い」がそんなに目立ちません
これは実は中々の技術だと思います
また細部にわたる細かい加工・・ これは相当手間がかかっただろうなあと思います
やはり 内に篭らず 外に出ることで新しい情報や刺激をもらえることを痛感
すこし出不精になった自分に反省
後半戦も頑張りましょう!
この週末は 春霞の良い天気でしたね
折角の週末ですので 近くの山で今シーズンの足慣らしをしようと
若狭町にあります 三十三間山に行きました
その名の由来は三十三件堂を建立するためにここの山の木を使ったとのことらしいですそのため山頂近くの馬の背は 木々が生えてません
そのためとても眺望がよさそうでしたので それを期待し早速スタート!
上り始めていきなりでしたが 鹿に出くわしました(驚)
まあ向こうも人に慣れたもんで 一定の距離を保ちながら
餌を(木の芽?)を探してました 動画を撮ろうとしましたが残念ながらそれはかなわず
鹿対策のネットだけ写しておきました(笑)
途中下山してきた人に山頂のほう雪どうでした?と聞くと・・
「夫婦松」←(そういう場所がある) ぐらいから 雪どっさりだよ!と返事が
アイゼン(スパイクの事)もってないから 大丈夫かなあ・・ってすこし心配
そして話の通り 夫婦松あたりから 白いものが・・・
そして 尾根に上がると!
一気に雪景色!
山頂につながる馬の背が 一気に開けます!
一面雪景色!
残念ながら 冬装備を持っていないので 町並みを眺めながら
そろそろここでご飯でも食べて 下りようかなあ・・って思っていたとき
上から登山客が降りてきて 雪柔らかいからアイゼンなしでもいけるよ!
との事 距離も時間にして20分ぐらいだから 頑張ってみたらとの事
思い直して 登ってみることにしました
山頂付近から眺めた トレ-ス ここから眺めるとやはり春山かな!?
下山後 ふもとの神社へご挨拶
無事春山登山を終えました!
中西木材新聞 発刊させていただきました 紙媒体でお送りする前にWebでご通知!
どうぞご覧くださいね
今回の紙面で強調したいのは裏面 の県産材集成材のご案内!
集成材はちょっと・・・というお客様がいらっしゃいます
以前と比べると 大分減りましたが それでもまだいらっしゃいますね
でも集成材は 今の住宅性能を確保するためにはとても重要なキーワードになります
その大きなポイントは 「寸法の安定性」
・・気密性を問われる断熱工法には特に木材の収縮に寄る気密性の低下が命取り
集成材は抜群の寸法安定性で そのあたりの危険性を極小にします
また現在の無垢のKD材はそのほとんどが 「高温乾燥材」
120度とも言われる過酷な環境・・で蒸し焼き乾燥される木材はもはや
木材とは言えないような状態 焦げ臭い匂いがするので 半分炭のような状態になっています
当然木材の持つ粘りはなくなり もろい材料になっています
無垢材そのものは否定はしませんが
この方法で乾燥された無垢材を、無垢材といえば良いのだろうかといささか疑念を持つところです
個人的感性ですが ここまでするのなら むしろ集成材のほうが無垢の木材らしいと思う今日この頃です
表題の主旨を外れましたが これも大切なお伝えしたいところです!
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昨夜は 「木育」を推進している保育園 めぐみ保育園さんで勉強会がありましたので参加しました
「木育」をやりましょう! 「木育」は大切です!なんてかっこいいこと言ってますが
その思想や概念は理解していても 実際の活動についてはまだまだ勉強しなければなりません(照)
「木育」の聖地・東京おもちゃ美術館から 講師がお越しいただき
特に 木のおもちゃについて勉強しました
正直 「木のおもちゃ」ってそのぬくもりや匂いなどに良さがあるんだ! 程度の知識でしかありませんでしたが
実際のレクチャーを受けるに連れとても奥が深いことを理解しました
ちょっと見づらいですがこのおもちゃは トラックに荷物を載せるおもちゃ!
一見たったそれだけの ことなんですが
そのおもちゃに連動した 絵本があるのですが その絵本を読み聞きく事で
一気にそのおもちゃに風景が出てきて物語が生まれてきます
これらの絵本はすべて そういう”仕掛け”をしたものです
また↓のおもちゃ ぞうさんを模ったおもちゃですが
積み上げるバリエーションが何通りもあり
子供たちに 積み上げる方法を考えさせる 想像力やバランスよく積み上げるための集中力を養うことが出来ます
そして おもちゃをあてがって子供たちを遊ばせるのではなく
おもちゃを利用して子供と大人が一緒に遊ぶことが出来ます
想像力を養い、多様な考え方を学び、他人とのコミュニケーションも育む
「木のおもちゃ」はすごくおくが深いです!
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