農林水産業議員懇話会の視察で 越前市白山地区はじめ先進的農業を視察しました
まずはコウノトリが舞う里の 無農薬の田んぼへ視察
絵で描いてある通りの内容で営農するのはわかるけど
実際は本当に本当に大変だと思う 好きでないと絶対続けられない事業だ
手塩をかけて育てていても、それでも 長雨や日照不足にはかなわない
これ何かわかります? バッタじゃないですよ 「イナゴ」これが稲を食い荒らすのだそうです
今年は長雨のせいか 大発生
もっと深刻なのは 「白山スイカ」 こちらも長雨、日照不足で
スイカの表面に黒い染みができる 炭疽病にかかる前に 「根腐れ」で十分に生育ができず
このありさま さらに生き残ったスイカも 小動物やカラスに啄ばまれてしまう惨状
等外品を試食しました 生産者曰く 白山スイカは「糖度11%以上という厳しい品質基準」がブランドのこだわり
だからせっかく出来ても これは品物にならないとのこと
同行した議員は「美味しいけどね」・・とぼそり 確かに悪くはないと思った
この生産者は例年2千個の出荷を行うそうだが 今年は50個ほどと嘆く
人間の手でどれだけ世話をしても 天候不順はその努力を一瞬にして無にしてしまう
広い意味では これも天災になるのでしょうね