昨日インスタグラムで投稿した製材風景の画像で”何しているの?”というお問い合わせを多くいただきました
ありがとうございます! 早速ブログのほうで その詳細をお届けします!
お客様から ”切り株を使った子供向けの年輪パズル”が作りたい!
とご依頼をいただき 早速”マエダ木工”さんとコラボして製作に取り掛かっていたところ
製造過程で変わった製材方法が必要でしたので、
皆さんにもこんな製材方法もありますよと紹介したくてその部分だけインスタにあげました
さすがにそれだけじゃなにやっているかわかりませんよね(失笑)
ご依頼いただいた パズルの完成形に近い形がこちら↓!!
上の写真の斜めになっている部分をパズルにするそうですが
とりあえずここまでの加工を行いました
実はここに至るまでにも結構時間がかかっているんですよ
まずは 丸太の一部を チェーンソで切断
しばらく・・乾燥・・って言っても 半年は置いてあります
それでも 丸太の場合は まってくといって良いほど乾きません
葉っぱが付いていれば 葉っぱから放散しますので 乾くんですけどね
なので 少しでも乾燥を速めるために
丸太の中心部分をチェーンソを使ってこのように穴を開けます
あけるというよりも ほじくる!?という感じかな
こうすることで 結構乾燥が速まります
さらに軽量化 芯割れの防止にもなるんですよ
そしてこれからが 根気のいる作業です
これすごいでしょ↓
先日 木工作家さんの工房へお邪魔したときに教えていただいた
チェーングラインダー!
チェーンソーが入らないところもこれなら簡単に削ることが出来ます
これは中々の優れものです
そして この荒取り仕上げ用のグラインダーこれは結構メジャーですね
これで格闘すること 約3時間
したの写真のように綺麗になりました!
しかし おかげさまで 手がジンジンしてます(笑)
そして いよいよ製材
ここからが先日の投稿の部分ですが
元来製材はこのような木の向きで挽きます
しかし今回は 最初の完成写真をご覧いただくとお分かりいただけますが
木口を綺麗にそろえる必要がありますので
この写真のように 丸太を90度直交させて 製材をしているのです
これ考え方は単純なんですが 結構難しいんですよ
ちょっと自慢 (照)
でもこうやって考えると製材技術はまだまだ奥が深いものですね