先日は「エノキ」を製材しました
エノキは九州~本州に広く自生するニレ科の落葉樹で 公園やお寺などでよく見かけますね、
名の由来は信長、家康、秀忠、家光のうちの誰かが、(マツ以外の)「余の木(ヨノキ)」を一里塚に植えるよう命じ、これに応じる形で植えられたのがこの木であったためヨノキが転じてエノキとなったなんてい説もあるらしい
また馴染みが深いのは 「エノキダケ」この木に寄生することからその名の由来になってます
売られているものは栽培しているから光を当てないので真っ白いものですが自生すると「なめたけ」みたいになるみたいですよ
↑このことは知らなかった
またこうやって ツタ等も張り付いきたり 葉っぱや実も 食用になるので なんとも美味しい木材みたいですね(笑)
早速製材をしてみましたが 硬い!!の一言
ニレ科なので やはりケヤキと同じように硬い木です
家具材や 道具材 薪炭などに使われたみたいですが
狂いやすく腐りやすい木ですね
挽き肌はご覧のとおり 真っ白!
また目あいが ケヤキみたいで なるほど ケヤキの代用とされたのも納得です
こうして 製材してわれ止めのボンドを施して しばらく天然乾燥させます
もうひとつのチャレンジは 輪切り製材!
普通は 先ほどの画像のように 縦挽きをしますが
この場合は 横挽き製材!
かなり面倒くさいですが 輪切りの”ちゃぶ台”にしたいと言う事でやってみました
これから約2年ばかり 天然乾燥を経て 家具加工を行っていきます!
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