いつもように朝工場内点検、(夜中に動いている機械の確認や在庫状況、設備チェックですね)
ごらんのように 山や河川から出てくる剪定枝葉が高く積まれています 春になって一気に河川や山々の整備工事が進んだのでしょうこの時期はいつもこのような木質バイオマスが多くなる時期です
私どもはこの木屑をこのような移動式破砕機などを活用して 細かく粉砕し近隣の発電所等に
木質バイオマス燃料として供給させていただいております
今春からは 大野市に本格的な木質バイオマス発電所が稼動して その量も大幅に増量の予定で
今からその準備に追われています。
一方、今まで山に切り捨てられてきた小径木なども木質燃料の原料として利活用されるようになってきました一般の人には何でこんな立派な木材が山から出ないの?lと疑問に思われるかも知れませんが 今までの利用方法では この手の材料はあまり有用材ではないので山に置いておいたのです(農作物でも小さいものや形の悪いものは畑にそのままにしておくでしょ? それと同じ理屈)
これもそうです 一見立派な丸太に見えますが・・
節が大きかったり、山に生えているときに枝折れしたまま立っていたため、中が腐っていたりして
建築材料として利用できないんです
さすがにこれは山においておくわけにはいけないので
山から出してきますが 使い道がなく困っていたのです
しかしこうした発電所が稼動しこうしたチップとして有効活用が出来るようになってきました
でも 今まではこのような木屑は 利活用されども
そのコスト(価格)というのは大変安価で 下手すると
逆ザヤになってしまい 木質バイオマス利活用!
なんてカッコいいこと行っても中身が伴っていない
事業にもなりかねないこともあります
しかし 長期供給が可能なのかという心配もありますが まずは目の前の利活用に道が見えてきたことは大きな一歩であり 今後のことはやりながら改善を開拓をしていくでしょう それが努力であり、技術だと信じています
持ち込まれた 桜の枝・・ 枝だけですが小さく蕾が膨らんできました・・
きっと 小さいながらも立派に花を咲かせてくれるでしょう こんなところにも春がやってきました!