先日の日曜日は鯖江市にて、防災訓練がありました
避難地として指定されている鯖江市の小学校に早朝より
各地の消防団や 地域の住民が続々集まってまいります
御婦人方は 炊き出しの準備・・・
災害時の炊き出というよりもイベントの給仕っていう感じかな!?楽しそう!
そんな中で私たちは 防災に関連した商品の展示PRを行いました
私たちはその炊き出しに必要な 非常用燃料『モミ炭くん』・『モミ炭くんⅡ』をを紹介しました
昨今の災害で甚大なものはやはり水害・・先日も関東地方で大規模な災害が発生したばかり
そんな中でまず必要なものと言えば『火』と『熱』
それも速やかに行われる必要があります
燃やすものなんていくらでもある! って思われそうですが 水害で水浸しの所
燃やせるものなんてそうそう集まりません
そんな中で 初期熱源としてのこの『モミ炭くん』『モミ炭くんⅡ』が重要になっていきます
さらには 今回そのモミ炭くんと 燃やすための炉をセットにした『いっとかん』を提案させていただきました
いわゆる 一斗缶に モミ炭くんと着火剤や火箸などを詰め込んだ 単純な商品ですが
災害緊急時には こういうセット物が非常に重宝されるとはずです
この『いっとかん』で約2時間の暖を取ることが可能です 価格は3,000円/セット
お気軽にお問い合わせください!
さていつしか 防災訓練の方は
バケツリレー消火訓練が始まりました 日頃からこういう訓練をすることが
いざという時にスムーズに動きやすいのでしょうね!
皆さん早朝からお疲れ様でした!
» 2015 » 9月のブログ記事
シルバーウイークは 信州は白馬三山・・白馬岳に行ってまいりました
白馬岳と言えば 大雪渓が有名な山ですね今回の山行はこの雪渓を楽しんでみます
まずは 登山口は 猿倉荘からのスタート!
ちょっと予定より1時間ほど遅れてます(汗)
早速登頂開始! 駐車場では頂が雲に隠れていたのですが
登山口から程なくすると このように素晴らしい姿を見せてくれました
最初のポイント ”白馬尻”に到着!ここまで一時間 楽勝です(笑)
さていよいよ メーンイベント 大雪渓へ差し掛かりました
ここからが時間がかかります 約4時間ほどの 雪上登山です
『軽アイゼン』・・・登山靴の下にはくスパイク を装着して・・
さあ いよいよスタート
なだらかなように見えますが これ結構急斜面なんですよ (多分30度ぐらいはある)
そして やはり雪上になると肌寒くなってきますね
それでも今年は 雪の解けるのが早く 雪渓自体も大分小さいらしいですよ
事実 雪渓の上にこのような・・クレバスまでは行かないでしょうが 亀裂が入っており
中には人も通り抜けそうな巾の亀裂もありました こんなところに転落したら間違いなく命は落すでしょう
大自然の恐ろしさを垣間見ます
そんな中で 大変懐かしい友人・・影山さんになんと偶然出会いました!
同じ木材業者で私の尊敬する先輩です 数年前大怪我をされ大変心配をしておりましたが
無事復帰され このように元気に山行されています!
彼は静岡の人なので 中々一緒にとはいきませんが いつかは山でお会いしたいなあ
って思っていた願いが叶いました!! 影山さんありがとうございます!
久しぶりの再会の余韻もそこそこに 雪渓も終わり
いよいよ稜に向かって 急登を進んでいきます!
この辺りは下から想定はされましたが ガスの中・・
急登にも差し掛かって 大変つらい局面・・言葉も少なくなります
しかし しばらくすると 徐々にガスも抜け・・ 稜線にある山小屋が見えてまいりました
この瞬間が本当にうれしい ゴールが見える嬉しさ!
振り返りますと白馬三山の一つ 白馬鑓の素晴らしい山容が目に飛び込んでまいりました!
ガスの中から突き出る 剣・・ 3000m級の山の美しさ
大分予定時刻よりオーバーしましたが(パトロールの人に注意されちゃった(照))
今回宿泊施設 白馬山荘に到着! 日本最大の山荘で 300人程度収容できるそうですよ
このように レストランも併設されていて 雲上のスイーツなんかも堪能できます
構造は何と湾曲集成材を使った大断面木造・・ 部材を見ると
・・たぶん 長野のS木材工業さんが製造されたのかな・・ こんなところまで来て
職業病でしょうか?(失笑)
ここでもびっくり!!
なんと 福井の同業者 A里木材の Y氏と偶然ばったり!!
今回は同業者に会うことが多いですねえ・・ それにしてもみんなどんだけ山好きやねん
宴のあとはぐっすり就寝 翌日のご来光を・・・
いち早く 待機している人たち・・なんか幻想的な風景でしたので・・
残念ながら 雲に阻まれちゃんとしたご来光は拝めませんでしたが
このような 味のあるご来光は拝見できました これはこれで幻想的・
山荘の朝ごはん!!・・・すみません 食べさしで・・
朝食後再び山頂へアタック!
2932m 白馬岳山頂に到着!!
最高の眺望!近くに先日登った 剱岳がばっちり見えます
南遠方には 槍ヶ岳や穂高 水晶岳も・・いつかは再訪したい雲ノ平も・・
また 遠くに富士山や白山も見えます まさに360度の眺望!
今回は前回の仲間+1名の総勢5名の山行
最高の仲間と 最高の山 シルバーウイークを堪能できました!
今日の蕎麦紀行は 地元のお蕎麦屋さん 『たぬき』蕎麦さんへお邪魔しました
越前市中心部にドンと構える村国山のシンボル的な山の麓にあるこのお蕎麦屋さん
この大きな看板が目印!
そして立派なお店の造りです 実は私地元にいながらこのお蕎麦屋さん
お邪魔したことがありませんでした・・
何か入りづらいというか・・
私にとっては敷居が高いというか・・・
御縁に恵まれませんでした
しかし 昨日はやっと!?お邪魔することが出来ました
これが店内 結構広いんですね
県外のお客さんなんかも意外と多いみたいですよ
また 地方発送なんかもされているみたいだから
思考は地元というより目は県外に向いているのかな?
ここの店主が作っているのでしょうか
木工品がたくさん飾ってあります
この水車なんてすごいですよね(驚)
さて肝心のお蕎麦は・・ 『絶品、天おろし』なんて書いてあったから
迷わず 『天おろし』を オーダーしました!
蕎麦は・・ いたって普通(手打、蕎麦きりではないですね)
天ぷらは カラッと揚げてあるんだけど チョット揚げ過ぎの感あり
出汁は 最初は薄く感じるが次第に味わいが出てこれは好きなタイプ
おそろし蕎麦激戦区の越前市・・・有名店はいろいろ巡りましたが
そのレベルと比較すると 残念ながら見劣りします
しかしお店の歴史は大変長いです、
きっとその愛されている 私にはまだ探し当てきれていない何か魅力があるのでしょう
そんなことを探すのも また蕎麦紀行の楽しみかも知れませんね!
ということでわがまま採点 ★★☆☆☆
越前そば処 たぬき のくわしくは・・http://tabelog.com/fukui/A1802/A180202/18001353/
昨日も小雨降る中でしたが自伐林業の研修を受講いたしました
今回のテーマは 『造材・搬出』
実はこの造材・搬出が一番コストがかかりノウハウが必要な部分だと予想をしております
その前にまずは木のみかた、玉切りされた木口面を見て、
良い素材なのかどうかを見極める・・ いわゆる目利きの講習です
まあこれは私も原木市場で見ておりますので 他の受講者よりはわかっているつもりですが
まだまだ新しい発見があり 本当に奥が深いなと思います。
また 我々製材業者側では 常識・・ ととらえていたことも
山側では なんで?そうなるの・・という認識のギャップもあることも気づきました
長い長い共存の歴史があるのに まだまだ目線があっていない部分もあるのだなと思います。
さて今日は造材・搬出編です これはなんだかわかりますか?
コンバインのホイールベースを使っていますが これは超小型のフォワーダー
専門用語ですが 悪路を歩く運搬車ですね これにウインチが付いてますので
たおされた原木を林道まで引きずり出すことが可能です
これがウインチ!
1tぐらいは引っ張ってこれるそうですね 約6Mの30センチ丸太2本分
これが引っ張っている様子です
はた目から見ていると簡単そうに見えるのですが
実はとっても難しい・・っていうか手間取るんです
伐倒する際に 搬出の事を考えて倒さねばダメだということの重要性が
ここで実感として感じることが出来ます
さらには伐倒する際、
やはり木は山側に倒すと葉がらしのスピードが違うことも実感としてわかります
(木の重さが全然違う・・・)
先ほどの赤いフォワーダーは 12年前の物
今は この青いバックフォーにウインチが付いているものが主流みたいですね
実際、能率も全然違います!!
午前中は雨降りしきる中での作業でしたが
午後からは 薄日も指して 作業能率も格段にアップ
さらには参加者も 少しずつ慣れてきて手際も良くなってまいりした
予定より早く 本日の作業は終了
夕方・・ 西日に照らし出される搬出を待つ原木たち・・
我々製材業者は 林業の大変さをもっと知るべきかなと思います
確かに流通相場やユーザーであるお施主様、や施工いただく工務店とのやり取りの中
大変厳しい予算のなかでやりくりをしているので 中々原木を高く買い上げることは難しい
と思いますし 私も実感しています
しかし この林業の体験を通じて もう少し山に還元してあげてほしいなと感じるようになりました
そのためにも 地元の山・・日本の山の価値を、もっと消費者に知ってもらい
本物を求める 大人のユーザーを見つけ出して行きたいなと思いました
次回は 枝打ち体験!!
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久しぶりの ふくい蕎麦紀行!
今日はこちら 『くらそば 幸道』さんへお邪魔しました!
福井の方なら誰でもご存じ 福井サンドームから南へ約1キロ
スポーツ量販店『ヒマラヤ』の東側に 昔ながらの集落があり その中にひっそり!?
と このお店はあります
こちらの店主も脱サラをして始められたお蕎麦屋さんですが
大変おいしいお蕎麦を打たれるので 地元でも注目のお店です
今年の8月で2年目を迎えられたそうです 私も久しぶりにお邪魔したのですが相変わらず盛況でした
早速のおろし蕎麦を・・ ウン 蕎麦のこしもしっかりして美味しい!
お出汁も 化学調味料を使わない上品なお味です
さらに注目はこの にしんそば!
普通は暖かい蕎麦を想像するのですが これは冷たいお蕎麦の上に
温かいニシンがのるというお蕎麦 その名も にしんそば(冷)です ←(そのまんまやんか(笑)
しかしこれまたすごく良いんです旨いんです!
今回は頂きませんでしたが
食後に 『蕎麦プリン』もおすすめ!
やはりこのお店は ★★★★☆です!
最後の☆は有名店過ぎて 顔見知りばかりが来るのが難点(失笑)
昨日はあいにくの雨の中でしたが 山のお仕事研修に参加
今年春から参加させていただいているこの研修 いよいよ大詰めになってまいりました
本日の研修は『枝払い』と 『造材』
枝払いとは文字通り 倒した木の枝を払っていく作業
造材とは 木を見て適した長さに 玉切りしていくこと
まずは 立木の材積計算方法の 研修
立木の材積計算は 胸高直径と言って
丁度人間の胸(約1.2m)の高さの原木直径を測り
それを換算表(福井県が出している資料)に照らして材積を取ります
ちゃんとした計算式があるんでしょうけど ややこしいのでこうしています
それから立木の段階では目視(三角関数)を用いて高さを割り出しますが
今回は既にたおしてあるのでこのように巻尺で 実測します
この木は24m 約30~40年生でこの高さになります
続いて 枝払い 簡単そうにチェーンソーを操って
次々と枝を払っていきますが
実際やってみると中々大変なんですよ 足腰使います(さらに腕も)
あっと言う間に 枝が無くなりこれから造材に入ります
あいにく雨がひどくなってきたので 携帯カメラが起動できなくなったので 写真はありませんが
この造材こそが一番大切な作業でこの造材の仕方で儲かる儲からないの別れ道になります
雨の大変な中ですけど
一連の研修で本当に山の面白さをさらに実感 時の経つのを忘れてしまいますね
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最近処々の事情で工場内にいることが多くなった
↑ちょっと恥ずかしい写真であるが 新人2人にOJTをしている最中
(製品の上にはあまり乗っちゃいけないなあ・・ 失笑)
工場内の情報は今までより格段に上がったし
改善点はすごく見えるようになった
しかし今度は 外部からの情報が少なくなり(営業を介しての情報がほとんど・・)
マーケット動向に対して少し判断が鈍るかなあ・・っと焦ってます
しかしそこは社員諸君しっかりフォローしてくれるでしょう(笑)
やはり外部の情報を得る機会は 必然的に夜になってしまう
昨日は 古民家再生協会の例会 こういう新しい情報を勉強させていただくのは
本当に刺激になるし 楽しいですね
勉強することの楽しさを改めて実感させられた瞬間でした
そして楽しみにしている ふくい蕎麦紀行の取材と名した(自分で勝手に言っている)
蕎麦屋めぐりも中々探訪できない欲求不満がたまっています
昨日は久しぶりに 片町の中にある 『細庵』さんの おろし蕎麦をいただきちょっと不満解消!?
今日からまた頑張ろう!
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昨日は恒例の原木の競り市が開催されました
お盆を過ぎ少し集材が増えてきた感じはしますがまだまだ少ないですね
基本的にまだこの時期の原木は時期が良くないので
お客さん(買い方)も少ないです
さて最近の市場の状況で変わったところと言えば
この立札ですね『県内産 合法木材』という表示がされています
何度がご案内させていただいていると思いますが
トレーサビリテイ(原産地証明並びに生産物履歴)がこの木材産業においても
大変厳密になってきています だからわざわざこのように仕分けをしています
とても素晴らしい取り組みだと思います
しかしあまりに厳密になりすぎると 管理に時間ばかりかかり何のために・・という疑問符が付きますので
私はなるべく管理しやすいように 原木は全て『県内産 合法木材』のみで調達してます
そうすればわが社にある原木は全て県産材だから 分別管理する必要ないでしょ(笑)
産地証明と言えばご覧ください チョットわかりにくいでけど 福井県大野市・・と記入ありますよね
つまり 福井県大野市で出材された原木ということです
ここまでわかれば安心安全ですね さらに付け加えますとこれは国有林ですね
ここで本題なんですが 福井県地方の国有林で出材されるのはほとんど杉材です
残念ながら 手入れが十分なされていないので 節が多く
正直あまり高い値段が付きません
しかし今年は やはりバイオマス発電の影響でしょうか・・値段が昨年の2割から3割増し
製品価格が据え置きの中、これは本当に厳しい状況です
ますます私たちのような原木を仕入れて製品を作る製材業者にとっては
死活問題 本当に辛い局面です