昨日は終日講習会・・
内容はと言いますと・・・ 古民家鑑定士認定試験です
なんか耳慣れない言葉だと思いますが まだまだ認知度は低い資格ですね
しかし これからの社会の成熟化にあたってとても将来必要になってくる資格でしょう
古民家・・・
皆さん漠然とイメージされると思いますが 具体的にどんな建物を指しているのでしょうか
私たちは以下のように規定します
『建築基準法制定以前(昭和25年以前の建築)に建築されている建物
建築基準法制定後50年以上経過してい建築物(昭和39年以前に建てられたもの)』
これからのストック型社会再販流通の流れを整備するに際しては
やはり住宅の資産価値をしっかりと評価する体制が必要になってきますね
今の建築基準法や 省エネ基準等々の尺度でその資産価値を量るこという動きは
『既存住宅インスペクションシステム』等々で 整備されつつあります。
しかし今回定義されている古民家を 今の法律で当てはめると全く全否定される建築なのです(簡単に言うと 違法建築物(XX))
でも本当にそれが正しいのでしょうか? 建築基準法第一条に
『この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めて、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、もつて公共の福祉の増進に資することを目的とする』 とあります 50年いや百年以上そこに住まう人々の生命、健康、財産を実際に守り続けている 古民家が 何故否定されなければならないのでしょうか?
そんな疑問からこれら古民家の適切な評価をできる専門家を育成しそしてそれらをしっかりと守り続ける 組織体を作ろうとしております
私もそんな動きに賛同し まずは鑑定士の試験を受験しました
それと同日 『一般社団法人古民家再生協会福井 会員の会』の設立総会が開催
されました 当初会員10社10名程度でスタートしますが この協会はいづれ
この分野においてしっかりとした地位を作り上げていくでしょう
最後にあなたの家 古民家ならば鑑定してみませんか
あなたの古民家 How much??(笑)