昨日は 森林組合連合会主催で 組合職員の資質向上研修会の一環として研修がありました
私は 木材組合の組織委員ですので直接は関係してこないのですが
今回は森林組合さんからのお誘いもあり木材業界も多数参加させていただきました
このように情報連携いいですね!! と思いながら 。。今日の研修の講師は
ラブ・フォレスト 代表取締役の小島健一郎氏です・・・
って言っても なかなか分かりにくいですよね むしろ ペレットクラブ 事務局長の小島さんといったほうが
わかりやすいかも(笑)
今日のお勉強の内容は・・・ といいますと『再生可能エネルギー固定買取制度を林業の視点で考える』です
ご存じの方も多いでしょうがおさらいとして 今年の7月に施行されたこの法律は
再生可能エネルギー ”太陽光 風力、 小水力、 バイオマス”などを利用して 発電を行っている施設は
電力会社と20年間ある一定価格で買い取って頂けるというものです
木質バイオマスに限ると 未利用木材は 33.6円/Kwh
一般木材は 25.2円/KWh
リサイクル木材は 13.65円/kwh で20年かん買い取っていただけます
一見大変素晴らしい事業に思えますが とかくバイオマス(木質バイオマスに限っては)
かなり不確定要素が多すぎて・・というよりも不安要素が多すぎて なかなか実現できそうにないなということです
不安定要素のウエイトが大きいのはやはり 原材料(燃料)確保の問題
上記価格で買い取って頂けることを前提として燃料原価をはじくと・・・ 7,000/㎥(工場着)だそうです
ここまで行けば微妙だなと誰もがわかりますよね
しかもこの買取価格は本年度申請して認可が取れた施設しか無理なんです
来年以降は間違いなく 買取価格は落ちていきます そうなってくると・・・
やはり政府は 日本の国土を守るため、Co2削減の為とか言ってますが究極的に言うと
森林整備事業、木材資源の有効活用にたいして真剣に取り組んでいないと思わずにはいられません
原子力発電ともなるとあんなに必死になるのに・・・
国土の70%を森林に囲まれた 森林の国”日本”をまもるための政治に 本物はいるのでしょうか・・
私たちを代表して 小島さん是非 戦い続けてくださいね!!