今日は 福井の”蕎麦の真髄”のお店へ・・・
その名も・・”蕎麦処 おおくぼ”足羽山の麓の奥まったところで ひっそりとたたずんでいます
店内に入ると ”いらっしゃい” と大将の声が・・お昼時なのですが
入れ違いに一人お客様が出て行かれたのみ・・・がらんとしています・・・
”今の方 岐阜から来られたんですよ”と笑う店主・・・
その見覚えのある顔は 皆さんもご存じ(40代ぐらいからかな(照) 元NHKアナウンサー 大久保アナウンサーさんでした!!
そう このお店はNHKアナウンサー大久保さんが始められた お蕎麦屋さんなんです
”おたく・・・この店初めて?”
”たぶん・・そうです”
次に大久保さんはこのように切り出されました
福井の蕎麦は蕎麦じゃない ”うどん”です ・・・
”は?” わけわからず 戸惑っていると・・・
”せいろ”でいいよね? とすかさず・・ ”はいそれでお願いします”
まったくもって 大久保さんのペース
早速出されたのは”これ↓”
”しらゆき”という名のメニューで とても綺麗な”更科”です
”蕎麦はね 元来 こういうもののなの”
せいろにもって 濃いめの出汁 でずずっと頂く これが1600年から続く蕎麦の食べ方なのよ
続いて出されたのは
中挽き・・ 蕎麦は3回こすると 更科蕎麦の上品な挽き粉になりますが
これは2回目 まだ渋が少し残った 挽き方の蕎麦
そして最後は 粗挽き これは一回目
ごらんのとおり 黒い斑点がたくさんありますよね
個人的な好みですが 私はこの粗挽きがおいしいなあと思いました
ここまで軽く流しましたが
実は 店主大久保氏の こよなく蕎麦を愛する熱弁と
なんといっても”福井には蕎麦屋がない””福井には寿司屋がない””福井にはうまいものがない”と一蹴する
こだわり・・・っていうか限りなくとんがった店主の毒舌(汗)
そこまで言い切る 店主が出す蕎麦は たしかに・・う・ま・い
しかしここは お昼に気軽に蕎麦を頂くところではなく
”蕎麦道”を極めるための修業の場と心得てほしい
この”道”に入った信者の”ブログが多数公開されているから”蕎麦処 おおくぼ”でクリック
そこを参照して詳しい内容はご覧いただいたほうがいいでしょう
蕎麦処 おおくぼ
福井県福井市西谷町22-11
営業時間 11:00~20:00 定休:火(定休日が祝日の場合は営業)
「大久保茶屋」とは別のお店。