昨日は県庁にて 『再生可能エネルギーの固定価格買取制度に関する説明会』が開催されました
ご覧のとおり 満席で福井県はもとより 県外からも多数の参加者がいらっしゃり 盛況ぶりがよくわかります
『再生可能エネルギーの固定価格買取』・・ってなあに?
いわゆる 太陽光発電、風力発電、小水力発電、 バイオマス発電などの方法によって発電された電気を
ある一定期間 各電力会社が買い取ることを義務づけたこの制度ですが、いよいよ7月より施行されます
地球温暖化防止対策として
化石燃料由来の発電方法ばかりに頼るのではなく、このような再生可能エネルギーによる電力供給
を増やして行こうという国の政策は大賛成です。 しかも昨今では原子力発電所の問題も取りざたされて
非常に注目を浴びる結果になっていますね
では簡単に概要を説明すると
再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、バイオマス)でもって発電できる施設(大臣による認可)を持つ会社(個人)は
国に申請することにより それぞれ所管する電力会社 (福井では北陸電力)と一定期間(10年から20年)売電することが
出来るというものです。またその価格についても 非常に高い価格で購入してくれます
~この価格は 10年前に試算したところの約7倍近い価格で購入してくれます(当社比較)~
まあここまでは大変素晴らしい制度だなあと思いますけれども まだまだ制度そのものに不確実な部分があり
もう少し勉強しなければならない制度だとおもいます
たとえば 売電契約ですから突発的メンテナンス等による売電が出来ない場合のペナルテイはないのか?
買電計画は予定通りいくのか・・・
買取価格は一定でいけるのか・・・
数え上げれがきりがありません・・ 冒頭の写真のとおり他の傍聴者もいろいろ悩んでいたみたいですね
それと一番気になるのは
『高価買取価格の 原資は国民全員の負担ということ』(怒)
太陽光発電の買取制度にかかる個人負担が 0.07円/kwhも かかっているのに
さらに今回の制度で 0.27円/kwh の負担増になります
1か月300kwh使う標準家庭(月々の電気料 7,000程度)でしたら 月々80円程度の負担増になるそうです
こうやって見るとと わずかの負担いいのかなと思いますが
企業目線で見ると とんでもないことです1%の負担増ということです
0.何パーセントの経費削減を行っているのに 一気に1%の上乗せ これは効きます(XXX)
まずは 電力会社が企業努力をして 発電コストの低減を図ってほしいものです
前回 決算報告で 軒並み赤字だといっていますが 自助努力を図ってほしいと切に願うものです