これなんだか分かります?
実はこれ 丸太を製材するとき必要不可欠な”帯鋸”といわれるものです
私たち製材工場の命とも言えるこの帯鋸は 一日中丸太を切削し
だんだん切れ味が落ちてくると交換し 刃物の研磨をします
とっても働き者 彼らは私たちのとても大切な道具ですね
冒頭の写真は 研磨をお願いしている工場での写真です
研磨される前の状況・・・ 長いでしょ!!一周4m近くはありますよ
まずはこのように 鋸の傷のチェックをします。
実は丸太は木そのものではありません いろんな異物が入っています
特に小石や釘が多いですね(たまに 就寝中の虫さんもいますけど・・)
遊歩道などに案内板などが木に打ち付けてあると思いますが
それが放置されると木の中に釘が含まれたまま大きくなるので
製材するまでその存在が分からないことが多いのです(泣)
そうなると 刃先が飛ぶばかりでなく 帯鋸本体も割れます(泣 泣)
この検品で そのチェックを行うのです
そして研磨
文字どうり研磨です ただ単にグラインダーで削るのではなく
刃物の角度(”すくい”といいますが)を決めるとても重要な
作業です この角度の調整がうまく行かないと オガ粉(切りくず)
がうまく掃きだされず いい製材品が出来ません
このように私たち製材工場の鋸を引き受けてくださっているのが
”福井県製材協同組合”の皆さん ”切れる鋸”を目指し頑張ってくださいね
はい ポーズ(笑)