先日は自社林で 県が主催する「ふくい林業カレッジ」のカリキュラムの一環で
一日現場研修を行っていただきました
「ふくい林業カレッジ」とはこれから林業を目指す希望者を1年間かけて研修していただく制度で
なんと 研修期間お給料がいただけるというなんとも嬉しい大学です
私たちとしても 即戦力としての人材が確保できると言う事で とても助かります
今年の受講者は 7名 前職も多岐に渡っており
何故このカレッジに入ったのかという経緯を聞くだけでも興味深々(笑)
あの映画 Wood Jobを思い出しました
私たちの林業部も設立したばかりで十分な機材も道具もそろっていません
森林組合や大手林業会社のような 高性能林業機械なんかありません
あるのは 人財と熱意だけ!
だからこそ林業の原点を垣間見ていただけるのかなと勝手に納得してしました(照)
未整備だった 自社林もこうして 作業道も入り
だんだん整備されてきました
10月に入ると いよいよ社員全員で 枝打ち作業を行うこと
整備された山を見て皆さんさぞかしびっくりするでしょうね(笑)
» 森のこと、環境のことのブログ記事
昨日は早朝から 山林の境界の確認に同行しました
9月に入りましたが まだまだ日中は暑いので
早朝から出かけます
表題は山行ですが 遊びの山行じゃありません(笑)
ある意味 これが山行かもしれませんね
最初はこのような里山の 登山道を歩きます
それから一旦 山頂から延びる尾根に上がり全体の位置の確認
・・もう既に 山道はなくなっていて 尾根を見ながら進むことになる
それからいく筋にも分かれる 尾根を確認しながら
それぞれの所有者の境を確認します
見極め方は簡単 尾根や谷が境になったり 林層が変わるので
大体の区分は分かります
しかしそれを地図から拾ったり 地図に落とすのが大変
何せ 図面は2次元 山は3次元 また境界に直線なんてありえません
最後は 結局大体このあたり。。。になってしまう
それでもこうして 山に入る機会が多くなり
本当の山の姿を直に見て これを皆さんにお伝えすることで
山の現状を知ってもらいたいなと思います
昨日8月第3日曜はは 弊社お客様が主催される 毎年恒例の「木工教室」!
地域密着で活動されているこちらのお客様は某全国版住宅雑誌で
「10年後生き残る工務店として福井県で名の挙がったとても素晴らしいお会社です」
今年もご近所の子供たちがいっぱい参加されました
木工体験はやっぱり根強い人気ですね
これこそが学校で教えてくれない 授業なのかな?
肖像権があるから 顔出しは出来ませんが 大工さんの手さばきを見る子供たちの真剣な目が
とても印象的でした
製作したのは 椅子!
座面なんて一枚(集成材)でだぼ栓仕上げなんて本格的ですね!
まあ親子木工教室というよりは 親の木工教室になっている感もあり(笑)
そしてこれまた 恒例の流しそうめん!
実際に竹を割って作ったんですから 本格的ですよね
お出汁を入れる器も竹です!
子供たちも 悪戦苦闘しながらそうめんを確保してましたよ
そうこうしながら 無事終了!
楽しい一日でした!
今日は特伐の現場へ!
このように道路に大きくせり出した枝
下に塀などもあって 単純に切り落とすことは出来ません
しかも往来が激しく クレーンなどの大型重機も配置できないなか
この枝を安全に始末する必要があります
そこで登場するのが ”特殊伐採” リギングといわれる伐採法です
レジャーでは ツリークライミングというものがありますが ロープを使うことは同じですが
こちらは 「アーボリスト」と呼ばれる 特殊伐採のスペシャリスト
このように特殊伐採を行うことを目的とした欧米の技術で専門の国際資格です
話は変わりますが 今回枝打ちをさせていただいた木は
珍しい 「タラヨウ・・多羅葉」の木でした 私も知らなかったのですが
はがきの語源にもなった木です 武生にはもうここにしか生えてないんじゃないか?
とこちらのお家の方がおつしゃっていました
さてさて 丸一日かけて ようやく終了
すっかり綺麗になりました!
このように 伐採したいけど 中々出来ないところにある木や
下に建物等があり 枝打ちした枝を下に落とせないところなど
お困りでしたら 是非私どもにご用命ください!
SGEC認証林の視察に行って参りました
SGEC認証林とは持続可能な管理された森であると言う事を 国際的に認証してもらう制度で 有名なところでは オリンピックに用いられる木材はこれらの認証を受けた木材しか使用してはいけません
とまあ すごい森なんですけど 福井県の県有林ではじめて認証を受けたそうです
それに先立ち私たちも そのような森から出てくる木材を 適性に分別管理し製品化する企業ということで認証を受けております(COC認証企業というそうです)
今回はこの企業グループで実際管理された森はどんな森なんだろうと言う事で
今回の視察に至りました
SGEC20160830_A3←SGEC認証制度についてはこちらから!
場所は あわら市 結構林道なんかも整備されていて 乗用車でも通行可能!
早速到着 みんなで森を眺めると・・・
うーーーん まだまだこれからの木やなあ・・の一言
それに 幼木の頃あまり手入れされてなかったのでしょうね
自然に朽ち果てて枝が落ちたようです これは腐れ節の原因になりそう・・
さらに奥に入って行きます
森が黒いでしょ・・
これは間伐が進んで無く 木々が密集しすぎているのでしょう
あまり良い状態とはいえません しかし今後は維持管理されるのでしょうね
今回新聞記事にも取り上げられていただけましたが
残念ながら製品を作る側からすると結構手間のかかる(商品化しにくい)
森だなあというのが第一印象 しかしこれらの材料をしっかり商品化できることによって
これこそ持続可能な森となるのでしょうね
これからが課題です
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6月はイベントつづきの月ですね
昨日は 鯖江市で「鯖江環境フェアー2017」が開催されました
毎年開催のこのイベントですが 毎回本当にたくさんの来場者がお見えになりますね
私どもは今回新たな取り組みを・・
従来は ペレット燃料の紹介をしてまいりましたが
今年からはその基となる 立木の話
庭の支障木や 電線の掛かり木 など大きくなりすぎた木々の
剪定処分を紹介しています
特に大型のレッカーなどは必要とせずコンパクトに行うので
比較的低価格で剪定処分が可能ですもちろんリサイクル商品として 燃料に変わりますよ!
会場を見渡すと・・ ありました ありました「おもちゃ美術館」の木育ブース
相変わらずいっぱいですね (XX)
来週のプレイベント・・ かしら・・