» 森のこと、環境のことのブログ記事

昨日は岐阜にて 木材炭素固定量認証マイスター 講習がありました
この講習は 日本木材青壮年会が認証している
『木づかいCo2固定量認証制度』の運用をするためのマイスター(資格者)になるための講習です

ではこの制度ってなに?

詳しくはhpにございますが  ちょっと概略だけ・・

どのような制度か?・・・
日本国内において建築物等に木材の利用推進を図るため 
木材(国産材、外材問わず)の利用量に応じた
二酸化炭素吸収量及び 炭素固定量を日本全国において 認証する制度です

目的は
現在の地球温暖化防止策は森林整備によって生じる森林の持つ二酸化炭素吸収量の増大をもって吸収量をカウントしております
しかしそこに一つの疑問が生まれるのは 森林整備によつて出てきた木材の取り扱いです
現実問題そこにはたとえ燃やされても そのまま山に放置されていても その排出量はカウントされません
おかしいですよね!!

そこで  でてきたのがこの制度です 
木材はそれそのものが炭素の塊のようなもの このままの状態で置いておけば
炭素を貯蔵する大変素晴らしい素材なのです
だから  住宅等に使う木材の中にある 炭素量を積算し
これだけ分 Co2を固定化してますよということを 表記認証することにより
地球環境保全に貢献していることを アピールするものです

地方自治体レベルでこのような表示を進めているところもありますが 私たちは全国レベルしかも
国産材や 外材(集成材 合板も含め)幅広く認めているため
より実際に近い固定量の算出が出来ます

このため ここ最近ですが 業界のみならず業界以外の人からも問い合わせがあるそうですよ

これからますます面白くなってくるぞお!!

詳しくは・・・『木づかいCo2固定量認証制度』

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先日は 福井県産業廃棄物協会青年部の仲間で 福井県総合グリーンセンターの清掃作業をいたしました

産業廃棄物協会とはどんな団体か といいますと 文字どおり産業廃棄物業者が集まる会ですが
一般的に”不法投棄の問題など”あまりいい印象ではないみたいですが 
実は一番真面目に廃棄物の適正処理、不法投棄撲滅を訴えている会であります

当日は 全国の業界が”環境CSR 事業・・” 
の一環として一斉に清掃作業を行うことになりました それを受けて福井県でもこのように開催したわけです

早速 ゴミ袋を分けます  普段はもっと大きな機械を使ってやる仕事ばかりですから
このような 地道な作業は 実はなかなかやらないんですよね(照)

さあ 始まります!! 
・・・こらこら(笑) のぼりをもって掃除するなんてなかなかやるねー
まあ新聞なども来てるから  アピール大切!!

さてここ  福井県総合グリーンセンターはどんなところかといいますと
昭和55年に福井県の林業やみどりのある暮らし(園芸等)の普及啓発、試験研究を行うために作られました。
 平成4年には、みどりや木に関する文化・教育・体験ゾーンとしてグリーンパークが完成し、“生活満足度日本一”をめざす福井県の、みどりに関する総合的な施設となっています。・・・詳しくは・・・  福井県のページへ

広場には子供と一緒にお弁当を広げる若いファミリーや・・ 

一人じっくりと 絵画にいそしむ人など  思い思いに 身近な自然を楽しんでいます

あっ  私の好きな ”はなみずき”!!

実はここは弊社も大変お世話になっております
この玉葱みたいな ドーム 実はこれ温室になっていまして 亜熱帯植物などの飼育を行っています

この温室の冬場の暖房用として使われているのが  ペレットボイラーによる温水暖房を行っています
詳しくは・・・福井県のページへ
ここの燃料が弊社で製造された 木質ペレットが使われています

今は夏場ですので必要ありませんが 冬場にはしっかりと加温しなければ
ここにある大きなバナナの木も枯れてしまいますよね  ここのバナナの木ちゃんと実が生るんですよ!!

2時間ほどの清掃作業でしたが 少しは貢献できたかな
これからも グリーンセンターは 県民の憩いの場所として 私たちを迎えてください!!

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日曜日は 本当に久しぶりに 山歩きを楽しみました
場所は・・  福井県大野市・・ 平家平 
素晴らしいブナ林で有名なこの山ですが一度訪れてみたかったので 妻と娘と歩いてきました!!

早速入口の看板をみて・・ルートを確認!! 
ここで 平家平についてちょっとお勉強!!
平家平は姥ケ岳(1,454m )と倉の又山(1,216m )の鞍部から北方に広がる,標高1,000m ~1,200m の比較的緩やかな地形で,平家落人の伝説があり昔からよく知られた山地である.  
 二次林ではあるが立派なブナ林があり,下草にオウレンが栽培されている.周囲の谷間にはミズバショウの群落が見られ,中央付近には樹齢400 年以上の「大トチノキ」が生えています 1996大野市が民間から買い上げ ブナ林の維持管理をしている森です

この看板ちょっと見てみると 地産地消の材料で しかも柿渋を使っているみたいですね!!
やはり自然素材が一番!!

さてさて  さっそくまずは ”大トチノキ”まで 約1.1㎞の山道

途中スズメバチなんかが飛んできて 結構怖かったりしましたが 無事到着!!
ご覧ください この大木!!  
樹齢400年以上  幹廻り7.2m 枝はり31.4m 樹高26m  間違いなく日本でも有数の大木だと思います
昔から その実が食用として重宝されていたようですが 明治時代になり 家具材として乱伐されたため
巨木がなくなってしまったそうです こんな中で伐採禁止令がでて この巨木だけが残ったそうですよ  

一緒に撮った娘の身長は150㎝なので この巨木の大きさがよくわかると思います
遠目で見ていたのですが 娘が”近寄ってみるともっとすごいよ!!”とのこと接写してみました・・
ホント大迫力!!  自然の力強さを感じます  またたまたま  
高校の時の恩師に出会い世間は狭いことも思った瞬間でもありました

さて  トチノキの別れを告げ いよいよブナ林に向かいます
トチノキからさらに奥地に歩くこと 約1.4㎞だそうです
途中の険しい山道・・・をくぐります

途中見つけた  かわいい昆虫たち・・・ 

今まさに 歴史が始まった杉の赤ちゃん・・
これから長い長い 歴史が始まるんですよね・・

そうして歩くこと 一時間・・・
いよいよ現れました!!  ブナ林

下草がきれいに刈られオウレン畑が広がり  本当にきれいに維持管理されています

しばらく休憩を取りながら 木漏れ日を堪能させていただきました
本当に 最高に贅沢な ”自然”という食事を頂き身も心もリフレッシュ!!
ここはぜひ一度は訪問していただきたい場所だと思います

下山中に見た ”ハナミズキ・・”こちらも本当にきれい

同じく帰りがけに眺めた  真名川ダム  噴水の水しぶきもまたとても綺麗でした

大野市内から車で約1時間 天空のブナ林が待っていますよ!!

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これは弊社の 原木置き場の風景です

正直チョット ”むむっ!?”と思う杉材でしょ(照)  
そうこれは 間伐材のc材(いわゆるパルプチップ材)   
弊社は地域の森林組合さんから いわゆるシステム販売といって 市場を介在させず直接購入しています 

価格は・・・   一般的には 体積計算で金額をはじきますが 1本 1本手間がかかるので
ご覧のとおり 台貫ばかりに載って   キロいくら!!  です
これなら早いでしょ(笑) しかも正確!!  c材はこのぐらい手間を省かないと  採算に乗りません(泣)

一方これは 市場で購入する A級材 これはさすがに1本ずつ吟味します

ごらんのとおりも同じ杉材でも こうも表情が変わり 
品質も変わることを目で実感していただけると思います
やはり木材は 農林水産物ですよね 今更ながら私も再認識します

c級材は いわゆる 間伐材 林地残材といわれるもので これを利用しなければ山が荒れ
またA材を効率よく育成させるためにも c材をしっかり 利用しなければならないのです

林業は 大変息の長い 仕事だと思いますだからこそ 後継者をしっかり育成し
繋いでいかなけらば ならないのです・・・
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ご案内の通り 昨日から ”中西木材わくわくフェア”を
開催させていただいております 今回は ”ちょっと気になる 木の雑貨屋 nicomoco”
もリニューアルオープン スタッフも拡充して 再スタートの展示会です

まずは 全社員で 会社の前の草むしり!!
ヤッパリそうじが基本です!!

展示場の中では 主力展示 ”無垢フローリング”の最終チェックに余念がありません
女性営業 Sさんも一つづつかくにんしています!

もう一つの主力商品 耳付き銘木も ラインナップ充実

こちらは  パドックの天板・・ Mさんからの応援品です!

新しくなった”nicomoco”
今回新たなセミナールームを増設し 定期的なセミナーを行う予定です!

従来のショップも 新商品が充実!!

そしてみんなが”どうぞどうぞをしているのは・・・ 

木工体験!! 小さな椅子を作ります!!

ご存じ nicomoco”キャラクター(笑) ・・”ニコちゃん”もお出迎え
本日もPM4:00までやっております 
みなさん来てね!!

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昨日は県庁にて 『再生可能エネルギーの固定価格買取制度に関する説明会』が開催されました
ご覧のとおり 満席で福井県はもとより 県外からも多数の参加者がいらっしゃり 盛況ぶりがよくわかります

『再生可能エネルギーの固定価格買取』・・ってなあに?
いわゆる 太陽光発電、風力発電、小水力発電、 バイオマス発電などの方法によって発電された電気を
ある一定期間 各電力会社が買い取ることを義務づけたこの制度ですが、いよいよ7月より施行されます

地球温暖化防止対策として
化石燃料由来の発電方法ばかりに頼るのではなく、このような再生可能エネルギーによる電力供給
を増やして行こうという国の政策は大賛成です。 しかも昨今では原子力発電所の問題も取りざたされて
非常に注目を浴びる結果になっていますね

では簡単に概要を説明すると
再生可能エネルギー(太陽光、風力、水力、バイオマス)でもって発電できる施設(大臣による認可)を持つ会社(個人)は 
国に申請することにより それぞれ所管する電力会社 (福井では北陸電力)と一定期間(10年から20年)売電することが
出来るというものです。またその価格についても 非常に高い価格で購入してくれます
~この価格は 10年前に試算したところの約7倍近い価格で購入してくれます(当社比較)~

まあここまでは大変素晴らしい制度だなあと思いますけれども まだまだ制度そのものに不確実な部分があり
もう少し勉強しなければならない制度だとおもいます

たとえば 売電契約ですから突発的メンテナンス等による売電が出来ない場合のペナルテイはないのか?
      買電計画は予定通りいくのか・・・
      買取価格は一定でいけるのか・・・
数え上げれがきりがありません・・  冒頭の写真のとおり他の傍聴者もいろいろ悩んでいたみたいですね

それと一番気になるのは 
『高価買取価格の 原資は国民全員の負担ということ』(怒) 
太陽光発電の買取制度にかかる個人負担が  0.07円/kwhも かかっているのに
                さらに今回の制度で 0.27円/kwh の負担増になります

1か月300kwh使う標準家庭(月々の電気料 7,000程度)でしたら 月々80円程度の負担増になるそうです
こうやって見るとと わずかの負担いいのかなと思いますが
企業目線で見ると とんでもないことです1%の負担増ということです 
0.何パーセントの経費削減を行っているのに 一気に1%の上乗せ これは効きます(XXX)

まずは 電力会社が企業努力をして 発電コストの低減を図ってほしいものです
前回 決算報告で 軒並み赤字だといっていますが 自助努力を図ってほしいと切に願うものです 

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私たちの住む越前市のシンボル(里山)  ~村国山~
越前市民ならだれでも知っている憩いの場です 標高は230m程度しかありませんが
春は桜の名所  なんと展望台から眺める夜景は 日本の夜景100選に選ばれているそうですよ!!

この山の中腹に ”夫婦池”という 池があります

かつては水深の深い池でしたが  山土砂が堆積し 浅くなってきたのでしょう今は
ご覧のとおり 地元中学生の研究の場ビオトープになっています

今日は 地元市民、中学生が一緒になって この夫婦池の清掃作業を行いました

私は この村国山を愛する” 市民の森ワークショップ”というボランテイア団体の一員として
参加しました  作業の中心はやはり  いまだ続く 山土砂の撤去作業

このように土嚢で元の山に戻します・・
この作業は毎年のように続くことでしょう・・・

総勢200名の清掃作業です  地元ケーブルテレビの取材も来てますよ!!

作業を行うこと約3時間・・・すっかりきれいになりました

”市民の森ワークショップ”会長 U氏も満足げに眺めています(笑)

毎年続くでしょうこの作業・・
このようなボランテイア活動によって 私たちの憩いの山が維持されています

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先日 森林組合さんから 県内某場所で間伐材が出てきているから
”良材あったら 直接持っていくよ” 一度検品してみて!! というお電話を頂いたので
早速現場に足を運びました

この手法は ”システム販売”といって市場を介在せず直接売買する方法です
このメリットは 市場を介在させないので 経費を削減できる (運賃 荷卸費用の削減)がメリットです
デメリットは 検尺 品質仕訳があいまい  (市場という場所で公平に測定されていない)
ところがあります

弊社はある程度のボリウムを確保しなければならないのでどちらかというとこのような ”システム販売”には賛成です

普段は 市場という場所にて このような仕分けをしているのですが
ここは伐採現場に近い いわゆる”山土場”といわれているところ
正直山に近ければ近いほど  この仕訳にかかるコストは削減できます
合理的な手法だと思いますね

しかしいわゆる良材と 間伐材 この部分のすみわけをしっかりしながら
日本の山を守っていき 日本の木材産業を活性化させたいものです!

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昨日は ”ふくいに健全な森を作り直す委員会”の会員で林地残材(C材)の有効活用方法の視察にいってまいりました
有効利用方法・・たぶん一般的にはあまり知られていない方法  でも!
知っている人は知っている  ”土佐の森救援隊”のスタンダード 木の駅プロジェクトを視察するためです!

場所はお隣岐阜県 上石津町  関ヶ原ICから車で20分程度のところにあります
国道365号線沿いだから ”同じ通り沿いだから近所やないかあ!!”なんて 某I木材の社長は笑っていました
まあそのくらい近いところで このプロジェクトはやっていらっしゃるのです
上石津地区は人口約6,000人 典型的な中山間農村地区ですね

案内いただく 実行員会の人と待ち合わせしさっそく 集積場へ

昔の石材工場の跡地を利用したこの集積場(この辺りは大理石が取れたそうですよ(驚))
思ったよりたくさんのC材が持ち込まれています・・

ここで  ”木の駅プロジェクト”の簡単な説明を
元来 土佐の森救援隊”中嶋健造”氏が進めている 自伐林家による自伐搬出手法の一つですが”C材で晩酌を!!”のうたい文句で 自分の山の木を整備しながら わずかだけれども・・(晩酌程度)お金もうけしながら地域活性を行うというもの・・・・詳しくはHPにて
これスタンダード化しているのが 丹羽健司氏が推し進めている”木の駅プロジェクト”
鳥取県越智地区で始まったこのプロジェクトですが ここ岐阜県でもさかんに推し進められているそうです

写真の中央にいらっしゃる人がこの会の会長”坂口さん”  建築製材を行っているとても熱い人です
そして左端の人がこの会の事務局 森さん もともと名古屋の人だそうです 

ふと見ると  ああっチェンソーアート作品  
よーく見ると”welcom” だそうです  私たちが来るので急遽作っていただいたそうです
いやあうれしいなあ!! でもこのC材 なかなかいい材料ですすよね!!

その一方で・・おおっ これは 烏とまり かと思うくらい細い材料  そうそうまさしくこれぞC材!

どの様な大きさかを T商店 信吾君もってもらいました !!

現地視察は終えて さっそく座学  大垣市時支所にお邪魔しました

やく一年前からスタートしたこの実行委員会ですが
現在 29名の 自伐林家(出材者)参加され  昨年実績は年間170㎥ほどの材料を出されたそうです
昨年は 市の補助金が出ているので運営できたが 今年は補助金カットなので どうしようかというところだそうです
でも なんかうれしくなるのは 自伐林家さんが ”まあやってみようやないか”という前向きな姿勢なところですね
その原動力になっているのの”60~70代のお年寄り” 昔自分の山に入って なにがしかの恵みを頂いていた事を
知っている世代が 再び山に戻るという流れが見えます。

確かに順風満帆なことではなくいろいろ課題も・・”たとえば次代に対する不安”あるでしょうが
まず第一歩を踏み出し 歩み続けるという姿勢が とても勉強になりました
 いろいろお伝えしたいこともあるのですが 時間がないので今日はこのくらいで・・・
 何はともあれ・・・福井でもやりたいなああ

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福井県の森は(特に生産林・・建築用材等を生産するために植林された森のこと)
大径材を作ることに主眼を置いた森がほとんどです。 
ですからこのように大きい丸太がたくさん生産されます(この丸太は末口計 44センチと48センチですね)

私たちはこのような大きい丸太で ご覧のとおり赤身の多い住宅用構造材を生産しております

ここで一口メモ!!

ご存じ住宅の構造材に求められるものは何か!!

一つはもちろん”強度” 大切家族を守る骨組みですから強い材料が一番!
それも大切ですが もっとも大切なものは何か・・・

そう  それは”耐久性”です!!
強度(耐震)いうものは 構造材の組み合わせ方で適切な強度にあげることは可能です
しかし 耐久性( 対白アリ  対腐朽)に対しては 素材そのものの耐久性が要求されますので
より素材の選別が大切になってくるのです

よく耐久性のある木材ということで ”檜”という名前が挙げられます
確かに檜は耐久性は高いです  
しかしながら”辺材部”・・ いわゆる 木材の周りの部分の耐久性は”並”ですね
決して耐久性が高いとは 言い難いです

むしろこのような 赤身材が耐久性を語るなら一番!!
確かに・・・”乾燥しにくい”  色が”赤黒い”・・きれいではない・・
このようなデメリットはありますが 何が一番大切なのかをよく考えると
自ずから もっとも適した材料は何かが見えてくるはずです

福井県はこのような大きい材料がたくさん生産される 赤身材の宝庫です!
ぜひとも構造材には ”杉の赤身材”をご用命ください

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