» 仕事のことのブログ記事


昨日は県内の 各森林組合、主要製材所、工務店が参加して
”ふくいブランド材供給拡大事業”の進捗会議がありました。

この会議体は”ふくい県産材”ブランド化を推進し、県産材の供給量
需要をもっと増やしていこうということを目的として開かれている会議で
もちろん県の後押しもあり、ブランド化に向けて助成もいただいております

22年度からスタートしたこの事業ですが、5年計画のちょうど中間でもあり
今までの総括と、今後に向けた改善点の抽出と県に対する要望がだされました

ふくいブランド材・・・・ この定義は県内で適法に伐採された葉からし木材を製材、加工し天然乾燥で”含水率20から25% SD基準”の材料を指しております
一見簡単そうなこの定義ですが、これがまた難しい(泣)
まず適法に・・・これは伐採届けが出されている木材の事を指していますが
         残念ながら伐採届けが出されている木材は半分も満たしません
続いて 天然乾燥で20から25%  天然乾燥でこの含水率まで落とすのは
     最低1年は屋根のある倉庫にて乾燥させないと無理です(泣)
     よく使われる寸法だけならば在庫もおけるが、全部となると、
     とてつもない広さの土地と資金が必要になってきます
     残念ながら福井県の製材工場でそこまでやれる力のある製材所は
     ありません(泣)(だからこの会議体が出来たのですけれどもね)


まあいろんな問題点はありますけれども こうしてやる気のある仲間が集って
ふくいブランド材推進に向け頑張って行きたいものです!!

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昨日は
名古屋 栄にて 「ぎふの木 活用意見交換会」というイベントに参加させて頂きました
何で 福井県の会社なのに岐阜の木活用なの?  
という 素朴な疑問があろうかと思います(照) 私もそう思います
実は福井県のお隣はご存知岐阜県ですよね、 実は県境というのは人間が勝手に作ったもので 山は一つの大きな森のくくりでありますから、必然的にその界隈の森林となりますと、 福井の木だって 岐阜の木だって存在するわけです。
まあこれはいい訳であって、岐阜のお客様が岐阜県産材認証工場になってほしいとの
ご依頼もあったので この会に参加させていただいております。
でも森林先進県 岐阜県はこういった販売促進活動や、認証制度、補助制度など
森林行政については本当に積極的だと思います、是非福井県も見習ってほしいなあ
と思う次第です。
真面目な話もさておき 名古屋へ来たのでまずは腹ごしらえ!

味噌煮込みうどん!!  山本屋本店です
実は知らずには行ったのですが すごい有名店なんですね(照)どうりで
行列が出来ていると思いました

実はうれしかったのはこのお箸  #チーム3.9の仲間なんだ!!
ちょっとこのお店好きになりました!!

さてさて  お楽しみの名古屋コーチンと味噌煮込みうどん!!
ふとメニューに純系(じゅんけい)名古屋コーチンlって書いてあったので
親鳥なんですか? とたずねたところ  純粋な名古屋コーチンですって!!

実は福井界隈だけだと思いますが 親鳥の肉をじゅんけいって言うんです
他の地域じゃ親鳥(硬い肉)を食べないんですよね 県民ショーに出したいです

さて腹ごしらえは終わり早速本番の商談会!!
残念ながら  ユーザーの数が思ったほど多くなく期待はずれの部分もありましたが
今後期待できるお客様と 有意義なお話が出来たのでほっとしております
今後がますます楽しみ!!

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毎月発行させていただいている ”中西木材新聞”
2012年 2月号 No54号が発行されました

今回のテーマは 住宅エコポイント申請期限迫る!!
           中西木材わくわく ひな祭り3月3日開催のテーマで
お送りしております よろしかったら 画面をクリックしていただき
大画面でご覧くださいませ!!

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昨日は 福井県木連主催の合法木材業者向けの 研修がありました
その中で注目は、 林野庁木材貿易対策室長”小澤室長”による
国際的な木材市場における 今後の動向という内容の講演会でした

最初私は社員に行っていただく予定だったのですが この演題しかも
小澤氏が来られるということでしたので 是が非でもという事で参加いたしました
さて肝心のその内容は・・・

釈迦に説法ですがまず現在の木材需要状況は・・
全世界で年30億㎥が使われている(伐採されている)そうです
日本はそのうち7千万㎥(全世界の2%)だそうです  
しかしながら驚くべきところは 
実にこの使用量の約半分は途上国による”薪、炭”として使われている
いわゆる燃料として使われているということ 
 
さらに 全世界で輸出入されている木材はそのうちたったの5億㎥(16%)
しかも実にそのうちの75%が 先進国同士による貿易
になっているということが今の貿易の現状だそうです

私ども日本人が地球温暖化で森林資源を守りましょう!!なんていってますが
全世界の2%しかカバーしていない私達がいくら叫んでも 焼け石に水
問題の根本はもっと別にあるという事を現実として突きつけられました

さらにその上でもっと恐ろしいことは”TPP 環太平洋経済協定” これによってどうなっていくか・・  元々木材の関税は低く抑えられていることは知っております
高くても10%   (農製品なんて1000%超えるもののあるんですから驚き!!)
だからたいしたこと無いなあ  なんて思っていましたが

問題はここ 関税がかかっている品目がポイント!!
関税率を整理をすると   
原木丸太・・0%
製材品・・・ 0~4.8、6.0%
合板・・・・ 6.0~10.0%
集成材・・ 3.9、6.0%
繊維板等・2.6~7.0%  
すなわちこれを見て明らか  製品が今まで以上に安くなるということ
しかも 環太平洋ですから、 米加材、NZ 豪 中国、ロシアという日本の
需要割合の約半分の製品が関税撤廃!!
純粋に 今までより1割は安くなるということ  さらにこの円高
ようやく木材自給率26%まで戻ってきたというのに 間違いなく落ちていくでしょう

その大きな要因は やはり合板 ようやく国産材の針葉樹合板が周知されてきているのに 輸入合板が安値攻勢をかけてくると 国産メーカーも値下げして対抗せざるを得ないそうすると原木価格にしわ寄せが来る・・  また安値の出材
明らかに 負の産業構造になります こんなことが木材だけでなくいろんなところにも
波及するでしょう

私は生活基盤の自給化を進めることこそが混沌とした国際社会の中
私たちの(国民)の生活を安心できるものであると信じています。

目先の利益や自分だけがよければ・・という考え方が横行しているからこそ
場当たり的な安値輸入、シェアを乱す物流破壊 
こんな事を続けているから いづれ自分のみを破滅に向わせるのです
まずそんな事を消費者自身が NOというべきであり
我々業者も 本当に大切なことは何かを気づき、節度ある大人の行動をすべきだと
思います。

TPPという制度に踊らされるのではなく、本質を見定めれば自ずから何をすべきかが
分かるでしょう・・・

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昨日は1ヶ月ぶりの原木市場! 
ちょっと手持ちの在庫が寂しくなっていますので調達しなければなりません
しかしご覧くださいこの状況(涙)
これでも職員の方一所懸命除雪してくれてます  本当は・・・
こんな状況(汗)  これじゃ開催できませんよね
職員の皆様お疲れ様です  でも市場でさえこれだから 山の中はもっと
すごいんだろうなと思います
こうやぅって市場まで出してくれること自体大変なことだと思います
聞くところによると2m近くあるそうですのでとってもじゃないけど出材は無理だと言ってます  おそらく今回の丸太はこの大雪の前に出してきたものだと思われますね
でもせっかく出していただいてもこんな状況では
丸太の品質がよく把握できません(涙) とりあえず木口だけを見て判断
という形になりそう・・・  ちょっとリスクですね・・
でも冬場に確保しておかないと需要期に製品が間に合いません
そういうことで 今日もたくさんありがとうございました(ペコリ)

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昨日は弊社が昨年より取り組んでいる 全く新しい木材乾燥方法”バイオ乾燥法”
の勉強会を弊社にて行いました。

これが 乾燥機内の写真ですが 何の変哲も無いただの木の箱です
しかしこれがすばらしい!!  
この方法を聞けば聞くほど
今までの木材乾燥方法が(蒸気式、減圧式等々)以下に物理的であり
大変大きなエネルギーを利用して無理やり・・乾燥させていることに気づかされます

一番右端の方が 開発者の伊藤先生!皆さんでその原理を講義中!!

ではどんな乾燥方法なのか・・
ずばり 細胞学からのアプローチでもって木材を乾燥させるという方法です
今までは 木材内部と外部の温度差、湿度差、圧力差(いわゆる物理的現象)でもって
木材内部にある水分を外に出させる方法が一般的ですが
このバイオ乾燥は、ある方法でもって木材を構成する一つ一つの細胞に働きかけ木材自身が自分の代謝機能でもって水を出させるという方法なのです
一口で言うと”スーパー自然乾燥”!!

木材は自然乾燥が一番いいといいますが 何せ時間がかかるのがデメリット
しかしながらこの乾燥機は そんな時間がかかるというデメリットを最小限に
押さえた とても木材に優しい ナチュラルな乾燥方法なのです
だから木材そのものの風合い、味わいを損なうことなく本当に自然な乾燥材に
仕上がります、(まるで倉庫の奥底に何年も転がっていた木材みたい(笑)
たとえが悪いか・・・(照)

弊社では 皆様のご要望で 賃乾燥承ります どうぞお気軽にお問い合わせください!!

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昨日は吹雪の中でしたが お客様の建前!幸い軽い雪ですので順調に
建前も進み 安全第一で終わりました

さて話は変わるのですが  今杉の芯持ち柱が品薄です!!
・・芯持ち柱・・・  1トではありませんよ(汗) 1ト品はすぐ入りますよすぐ(照)
私の申し上げているのは  役柱・・
いわゆる化粧柱です(節の小さい もしくは無の綺麗な柱の事)
モダン和風や、少し上品な木の空間を作ろうとすると やはり節だらけの
1ト品では 少しイメージに合いません(泣) ですのでどうしても 化粧柱が
必要になってきます  しかも4面杢のいわゆる芯持ち化粧柱!!

実はこれって作るの意外と大変なんですよ!!
上記の通り細い丸太を四角にするのですが 大体適寸丸太は18センチ~20センチ
です いわゆる小径木ですよね ご存知成長過程ですから枝もあれば節もある
まあほとんどの原木は  1ト品です しかしこのように化粧柱にしようとする木は
この時点から 枝打ちを施し手入れをするのです
枝打ち・・・・簡単に申し上げていますけど
こんな細い丸太によじ登って(しかも急斜面)枝打ちする危険性はどれほどかと思います

でも昨今その割には価格が高くならない・・・
 (というよりもかけたコストに見合う価格で流通できないのが実情かも

当然そうなってくると売り手は採算割れしてまで手塩にかけた製品を市場に投げるわけにはいけませんよね・・・  だから市場に出回らなくなる・・・
そんな中ようやく頼んでいた柱が約1ヶ月待ちで入ってきました

価格は従来のままの指値で行ってますので・・やはり少しグレードが
落ちてます(涙 )   でも無いよりはまし・・

少しだけ柱倉庫も潤いました  でもまだまだ足りません(汗)
山の民の気持ち痛いほどわかります・・・
私も全く同じ気持ちです  しかしお客様に選択されての表舞台
この気持ちも忘れないでほしい
どっちの気持ちもよく分かる  ここは難しいところですね・・

頑張れ国産材!!

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今日は1昨年工事をさせていただいたお客様から ご依頼がありまして点検並びに
補修をさせていただく為に  お邪魔しました
約20名程度収容されている介護施設ですが すごいですね・・いっぱい満室です
聞く話によると 待機児童じゃないですが こういう介護施設に入りたくても入れない
後期高齢者の方がたくさんいらっしゃるそうですね

団塊の世代の方々がいよいよ年金生活そして要介護状態になっていくとますます
このような施設も必要になってくる、さらにはそれに要する職員も・・そして費用も・・
税と福祉の一体改革なんていってますが 何でもいいからはやく道筋をつけてほしい
とおもいました 

さてほんだいはここではありませんね

わかりますか・・・?
これは分かるでしょ!!

そう壁紙(クロス)が破れています・・  原因は・・・これは乾燥しているからという問題ではなさそうです・・
建築関係の方はあれ?っと違和感を覚える方もいらっしゃるでしょう
天井部分の不自然な角見切り・・・  
ここで気づかれたら さすが建築のプロ(笑い)

そう実はこれ廊下の屋根を支える 梁です
実は建築時点で 何らかの原因で この梁が天井裏で収めきれなくなり
このように天井からはみ出してしまいました(涙)

本来木造の場合このような屋根の荷重が直接かかる梁はこのようにクロスなどの仕上材と干渉しないように組み上げていくか、天井裏に隠れた形でくみあげます
なぜならばこの雪の荷重で 木組みが締まっていくのでどうしても沈みますから
このようにクロスなどのひび割れを生じさせてしまいます。
だから施工者としては あまり行ってはいけない仕上方法ですね
でもその当時は致し方なくこの方法を選択せざるを得なかったのではと思われます
設計事務所も 建物すべてにわたって100%納まりを想定することは出来ません
想定外の事象も出てまいります 其処をどうやぅってこなして行くかが、
設計事務所の腕前であり、施工者の腕前です、

さらには建築は 建ててから3年ぐらいにいろんなひずみが出て。。その後落ち着いて
くるもの。。是非お施主様も理解していただきたいところです!
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毎日大変な雪です ほんと疲れてしまいます
社員諸君もほとほと疲れているのではと思います ほんとお疲れ様です
雪国の宿命とはいえ 、去年もこの時期でしたね
満遍なく降ればそう思わないんですが集中して降るからいけません

まあそんな話題はさておき
今日はこの記事を少し拝借(本日の福井新聞朝刊に)この記事が載っていました!
大野市役所の庁舎暖房をする為の蒸気ボイラーです1961年生 もう51歳

写真に載っているみたいに なんともはや いかにも頑丈そうな機械、安心します
また一緒に写っているおじいさんの元気そうな顔
またまたほっとしますよね  これこそ縁の下の力持ちって感じですよね

記事を読むとすべて手作業 炉内の蒸気圧力が上がってきたら少しずつ館内に張り巡らせている放熱管に蒸気を送るそうです これも手作業・・・
確かにエアコンの手軽さはよく分かるのですが 時々如何なものかなと思います
またこれだけ大きな庁舎となると・・・
 
私たちは 地域分散型エネルギー供給を推奨してます
小水力、風力、太陽光、そしてバイオマス
特に木質バイオマスは 裏山にあるバイオマスの有効利用法として まさしく古くて新しい
環境に優しいエネルギーです

電気は手軽でいいのかも知れません 
しかし 主な原料は海外から化石燃料(石油、石炭)を輸入して発電されています
そして原子力・・・・

私は100% 脱原発 脱化石エネルギーは不可能だと思います
しかしながら その割合を少し変えてみませんかと思うのです
一般家庭にそれを求めるのはまだ難しいと思います(好きな人はいいですよ(照)
でもこういった公共物はみんなの物、こういったところから
地域分散型エネルギーを実践してみませんか・・・

この記事をみて思いました・・
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昨日まで全建連”全国中小建築工事業団体連合会”の全国事務局長会議が
とりおこなわれました

その中で出てき国土交通省の24年度事業予算の案内がありました

一つは 地域型木造住宅ブランド化事業
これは  本年度の”木のまち木の家促進事業”の延長線上にある事業で
長期優良住宅を推進するにあたり、やはり長期優良住宅を作れる施工業者を養成
しなければならないという課題の中で、  各地のグループ化を主眼に置いた
事業です  結果的に 今年と同様に100万円の補助、国産材では120万と
金額は同じなので 同じことかなあと思いますが  意味合いは違うみたいですね
予算規模は要求額で90億円・・・でも査定が入るので
予想としては5千戸程度となるのではないでしょうか・・・

とのことです  まあ国会で承認されないと絵に書いた”ぼた餅”ですが
ここまで書いてあると まず0は無いですよね!

消費税アップ前の駆け込み需要、震災復興需要と合わせて
24年度は忙しくなりそうですね  さあ頑張って行きましょう!!

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