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山祭り寒波も峠を越えた昨日は
私どものお客様でもあります工務店さんの 営業 設計 現場監督 大工さんとともに
実際の市場の風景をご覧いただきました。
あいにくの雪降り しかも師走のあわただしい中なので 買い方の少なく競も盛り上がりません(泣)
そしてご覧のように雪が積もっていると 丸太の良しあしもよくわかりかねます
初めて市場をご覧いただいた方もいらっしゃるようですが
このように盛り上がりに欠ける市は年にそうあるものではありません くれぐれも誤解の無いように・・
と言い訳をしておりますが・・・・
実際 平地でこれだけ雪が降ると 山も雪がかなり積もっていると思います
そうなると 山から木が出にくくなりますね ますます寂しい出品になりそう・・
いよいよ 冬眠か??(汗)
先日は福井県幼児教育支援センター開設記念の講演会があり参加してまいりました
なんで幼児教育なの??? なんて思われる方も多いでしょう(照)
実は NPO法人日本グット・トイ委員会 東京おもちゃ美術館の
多田千尋館長が今回の講演会の講師だったからです!!
多田館長は ”木育”についてとてもよき理解者であり
また教育に対して木のある空間や 木のおもちゃの効果をとても評価いただいているまさしく木の伝道師でもあります
ご覧くださいこの上のおもちゃ・・ 何のことはない ただの柱のきれっぱしに ドリルで穴をあけて
木の中に 芋虫がいるように見立てて それを磁石のついた棒で引っ張り出すおもちゃです
たったそれだけのこと・・・ でもこれが子供たちに絶大な人気を誇っているそうです
続いて これ!! 定番のごっこ遊び(笑) これはキッチンセットかな??
うーん 木の持つ風合い質感が 見る者に安心感を与えますね
↓これなんて シンプルそのもの!
でもこれが子供たちにはいいんですよね ずーっと遊んでいそう(笑)
私が注目したのはこれっ!!
”カプラ” これはフランスのおもちゃです! 造形(想像力)を高めるおもちゃですが
レゴブロックと並ぶ 超有名おもちゃだそうです
(ちなみに一緒に聴講されていた保育園・幼稚園の約半分にこのおもちゃがありました)
何のへんてつもないこの木のきれっぱしが れっきとしたおもちゃになるのですよ
何でも 組み立てる楽しさもさることながら
壊れていく(崩れていく時の 音が素晴らしいのでこの材質(ヨーロピアンラーチ)を使われているそうです
すごいなあ・・・ 壊れていく美学・・・
ずいぶん前になりますが 同じく木育の話を初めて聞いたとき
”今の子供たちは 大理石のある空間が心地よい”と答えた子供が少しずつ増えてきている
この原因はマンション住まいが増え 木に接する時間が減ってきたからではないかという研究論文
を聞いたとき衝撃でした ”木の文化である日本人の心が失われてしまう・・・”
少しずつでもいいから 木の文化を子供たちから教えていきたいと思います
昨日12月9日は 山祭り
山祭りとは 北陸地方だけに残る伝統行事です
この日は 山の神様が高天原から山に降りられる日なので 山に入ってはいけない日 とされています
事実この日は 必ずと言っていいほど山が荒れるので 山に入る事が出来ません
ですから この写真のように 牡丹餅を作って 神様にお供えし 一年の無病息災を感謝いたします
それと同時に 山の仕事に携わる人は 山祭りと称して 宴会をします
まあ忘年会っていうやつですね(笑)
私もこの週は おかげさまで 山祭りという忘年会だらけ(汗)
おかげさまで 風邪をこじらせ 昼間は寝込み 夜活動するというなんともはやハードな週末を過ごさせていただきました
皆さんも忘年会シーズン くれぐれも体調管理にはご留意くだささいね
2012年度上半期 福井県の建築着工件数(戸建のみ)が出ておりました
上半期福井県の戸建着工件数は 1392棟 ・・東京の一か月にも満たないのではと思いますが(泣)
トップは皆さんご存知の”一条工務店” シェア3%!!
福井県でも着工戸数のトップクラスの常連さんですが1位は、おそらく初めてではないでしょうか
2位は 地元分譲系ビルダー”大町ハウジング” こちらも常連さんですが今年は棟数のばしましたね
また今年急伸しているのが ”秀光ビルド“ 石川資本で滋賀などにも進出しているみたいですよ
逆に落ち着いているのは 永和住宅グループ 以前は半期折り返しで100棟ペースの時もありましたが
最近はこの辺りの戸数で安定してますね!
この表だけの評価で鑑みると 大手ハウスメーカー FC等で 全体シェア約30%です
やはり 以前より言われている 大手シェアは30%は間違いはないみたい・・
頑張れ地域工務店 地元ビルダー!!
いきなりですが これはなんでしょう????
木でできたこの箱・・・ 実は”楽しい新商品です”(笑)
このおしゃれな空間は
私どものお客様”住まい工房”さんのDesigner’s Factory ギャラリーです!
12月2日の日曜日・・このギャラリーにて住まい工房さんのクリスマスイベントが開催されました
今日のブログはこのイベントで完成した 新商品のお話を一つ(笑)
私たちは 女性スタッフ2名が ちょっと気になる木の雑貨屋”nicomoco”の出張出店!!
張り切って販売させていただきましたよ!
どうでもいいことなんですけど 左端のサンタさんいい感じ(笑)
薪ストーブで作る 手作りピザは絶品ですWWW
このように 燃焼室にダイレクトに投入! これぞほんとに石窯焼き風になりますね!
見てくださいこの出来上がり! 合わせてポトフもあって とても満足な逸品に仕上がりました!
そして やはり絶大な人気の 木工広場
ここでもたくさんのお子さんや 親子で大混雑(汗) うれしい悲鳴ですね
そんな中で 一人黙々と作業をされているのが 今回の主人公 住まい工房建築士”M氏”
今回の”Fukuyuka Horn”の考案者です
ホントは 子供さんと一緒に作らなきゃいけないのに
やっぱり大人も夢中になる 木工体験(爆)
違うお客さんも出来上がりつつあります 最後の仕上げ工程に入っていますね!
さてようやく出来上がりました!!
”Fukuyuka Horn”!! 一見鳥の巣箱のようですが・・
これはれっきとした楽器です!!
始めての試み! 動画を入れました!!
“Fukuyuka Horn”の軽快なリズムを ご覧ください!!
演奏者は 考案者のM氏です!!
video-2012-12-02-16-09-47
如何でしたか? 価格等はこれから煮詰めますが 大きいもので8千円ぐらい 小さいもので4千円位になりそうです
今年の冬は 暖炉の周りでピザとワインと”Fukuyuka Horn”で クリスマスパーテイ―!!
昨日の日曜日は ホントいい天気でしたね!
そんな日は 私どものお客様 鯖江の”ムラケン”さんの 年に一回の蕎麦会の日でした!
私ども協力業者も 蕎麦打ちにお手伝い 朝から 16キロ 約200食近い蕎麦を打ちます!!
まずは ”水廻しと”こね” この工程が蕎麦の味を左右します
またその工程の中でとても重要なのが水の分量、蕎麦の風味 弾力の決め手となりますので
結構気を使います
続いて 伸ばす工程” T棟梁頑張ってますね(笑) これを均一にのばすのも大変なんですよ!
蕎麦打ちの先生に習っている ムラケンのU社長(左の人)
毎年やっているのですが まだまだ修行が足らないのでしょうか(笑)
さて一方 お客様をお向かえする会場では 蕎麦を茹でる工程の準備が出来上がりました!
早速 打ちたての蕎麦を ぱらぱらと・・・
パスタのように 乾麺じゃないので この辺りもやさしくやらないと蕎麦が切れてしまいますので慎重に・・
待つこと1分少々 その後冷たいお水で きゅっと締めます これがおいしい蕎麦の秘訣
ささっと 小分けして・・・
薬味を乗っけて・・・・
出来上がり!!!
ムラケンさんの 若き司令塔(M君も今日は お蕎麦の配膳係(笑)
お昼時は 沢山の人出で てんてこ舞いでした(XX)
当日は お蕎麦だけではなく ムラケンさん自家製の たくあんや漬物
トン汁なども ふるまわれ 大賑わいでした!!
天気も良く最高の蕎麦会でした
やっぱり自分で作った 打ちたて、 湯がきたてのお蕎麦は一番うまいっ!!
10月度の新築着工件数の資料が発表されました なんと25%増の8万戸超 1年ぶりじゃないですかね
この牽引役はやはり東北復興ではないでしょうか 災害という悲しさと それに相対して復興という明るい動き
何とも複雑な気持ちになりますが 前に向いて着実に進んでいるということは素晴らしいことですね
それよりも気になりますのは △マーク いわゆる昨年対比マイナスのところ・・どこかな・・
げっ 北陸やんか 戸数は減るし(福井は微増)だが 一戸当たりの床面積がマイナス・・
いわゆる アパート関係が増えたということですね 戸建が伸びていないのが現実でしょう
消費税増税の問題はあるし これからますます厳しい状況が続くでしょう 明るい中でも
先行きが混とんとしている今ですね
昨日は当社商品 柿渋含浸圧密フローリング ”Fukuyuka”をご採用頂きました
お宅を拝見してまいりましたので皆さんにご案内します!
一つ目は 越前市(旧今立)にありますこちら
お味噌、漬物の”かせや”さま 詳しくは→
店舗改装並びに ご自宅改装にご採用頂きました
施工された工務店さんは・・ 同じく今立に拠点をおかれる
”木だて屋”さまです 詳しくは→
ご提案ご採用まことにありがとうございます
こちらの”かせやさま”は こじんまりした店構えながらも 自然発酵にこだわる
こだわりのお味噌を作られています 特にこの ”なとみそ”は絶品っ
少し苦味があるこのアクセントが何とも言えません お酒がすすみそう(笑)
店舗のほうは 昔の風合いを生かしながらも清潔に仕上げられていますね
この天井の羽目板(Fukuyukaではありせません)も弊社商品です
さて さっそくご自宅のほうへお邪魔しました(楽) 杉の板を巧みに利用した建具が見た目にも優しいです
また壁はすべて和紙のクロス 床は今回は檜を採用されていました
2階へ上がると・・ わあっ!! 昔は屋根裏だった部分でしょう 敷棟木と登梁
がとても綺麗に再仕上をかけられ 何とも言えないノスタルジックな印象を与えてくれます
改装ならではのだいご味っていうかんじです!
でも大工さんはじめ いろんな職人さんの本当に丁寧な仕事が目につきます さすが 木だて屋さん
さて”Fukuyuka”の採用事例は これ 今回は壁材として使われていますね!
元々床材として作られている商品ですが このように壁のアクセントとしても大変素敵だなということがわかります
おそらく 想像するにこのあとテレビが配置されるのでしょうか?
かせやさんのご家族の団欒している様子が 感じ取ることが出来ました!!
さて続いては 福井市内の個人住宅へお邪魔しました
個人情報保護のため 外観その他は控えさせていただきます
施工されたのは 福井市に拠点をおかれる
”住まい工房”さま 詳しくは→
チルチンびと地域主義工務店の会の会員でもいらっしゃる”住まい工房”さんはこだわりの地域材を使った
地域住宅を誠実に建てられている素敵なお会社です
お邪魔しますと 一組の見学客がいらっしゃっていました とても品の良い方の様で
こんな方がこのような”大人な家”にはぴったりだなあと感じましたね と・・
対面型ダイニングからリビングを臨む風景です こちらのお宅では全面”Fukuka”をご採用いただきました
ありがとうございます
2階の廊下を一枚・・・
近くで見るとなんとなくわかりますかね?? ”Fukuka”は圧密処理をしてありますので
少し ”うづくり”(凸凹した感触)があります。 これも実は心地いのです
2階の書棚コーナー 実はこのコーナーの反対側に小さい読書スペースがあるのですよ
集中して何かをするときにはもってこいの空間でした
階段を望みます・・・ これも杉 こだわってますねえ(驚)
それでいて シンプルに素敵 さすがです
水廻り・・・ こちらも杉です でも床の色合いを見てください
おなじ”Fukuyuka”なのですが もともと源平(赤身 白身の混ざる)商品なのですが
ちゃんと 赤身材をつかっています やはり湿気に対する耐久性は 赤身材のほうが強いですから
このような施工をされたのでしょう やはり仕事の質が違います!!
同じくリビングから 和室コーナーを望みます さりげなく丸柱がアクセントになってますね
ちょっと ”Fukuyuka”とは外れますが 玄関収納こちらには
弊社杉のフリーボードを採用頂いております 合わせてありがとうございます
この2つのお宅を拝見した感想ですが 本当に丁寧なお仕事をされているのが印象的でした
また 何よりもうれしいのは”木づかい”をしてくださっていること・・
おそらく一生のうちで一番高い買い物であろう住宅・・
また現場で組み立てる住宅は 車と違い現場での施工能力が決め手になります
だから 住宅は規格品と言えども決して規格品にはなりません
だから 建築現場を見て決めてください モデルハウスを見て住宅の営業マンの説明だけを見て購入してはいけません
やはり 現場第一主義 地域工務店が一番です
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