今日は勤労感謝の日! 勤労に感謝して仕事する日です(笑)
なんて言う冗談はさておいて
ここ福井は冬になるとほとんどといっていいほど晴れの日はありません!
だから今日は本当絶好の天気でしたから 最高の仕事日和です!
晩秋・・我が家の楢の木も紅葉が進み青い空とのコントラストが見事です!
さて今日は丸太置き場の整理整頓 普段できないので
このような日にまとめて行います
それと同時に 今日は丸太の入荷日 原木市場からトレーラーにて搬入です
一回あたり約40㎥の積み込みです 今日は3台ですから150㎥
まあ私たちの製材工場なんて 九州の大型製材工場と比較すると
おもちゃ見ないなものですから大した量ではありません(照)
でも私たちはエンドユーザーに直結していますから より良い材料を吟味して提供すること
をモット―としております
だから量は挽かず 一人一人のお客様の為に製材をしているのです
さてこれは若狭地方で採れた10mの檜の丸太 いよいよ製材に入りますよ!
またアップしますのでお楽しみに!
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朝焼けがまだ残る 今朝の風景
昨今の寒気で とても凍みていますね・・・
さてこちらはどこかといいますと 岐阜県にあります
広葉樹専門の銘木市場です国産材はもちろん外国産材の銘木も取り扱っています
さあ この風景はどこも一緒かな?
競子さんの勢い良い掛け声で 競が始まりました!
全国各地から人が集まってくるので本当に大勢集まっています!
こちらは巾広の材料 一枚もののテーブル板です
一枚十数万円もする テーブル板がごろごろしてますよ(驚)
この市に誘っていただいた 大阪のT君
何か獲物を狙って思案中・・・ 4mの栗材です
『2mは良くあるんだけど 4mはなかなかないからなあ・・・』
早速セリが始まりました! 案の上人気商品 沢山の人の手が上がります!
なんと 予定している価格よりも5割は高くつきました!
やはり良い材料はこのように相場も上がるのですね!
この市場は 木材団地の中にありますこのようにほかの市場も開催されていて
自由に行き来が出来るようになっていますね!
ちなみにここは原木専門の市場だそうです!
そうこうして 私の収穫物は
『パープルハート カウンター と框 』
『チェリーのテーブル』
いずれも良品です! 弊社銘木館にて皆様をお待ちしておりますよ!
昨日は 中西木材『建設住宅部』の今期計画の大きな目玉
『Nicomoco みんなの木の家』のスタートの日でした
『みんなの木の家』の詳細については
これから弊社建設部HP~住まいのかたち~を
更新し内容をお伝えしていきたいと思います
このプロジェクトのベースにあるのは
従来住宅を選ぶためのポイントで私たち業者が発信しているのは
『高気密高断熱』『自然素材』『耐震』『オール電化』というような
いわゆる 住宅の性能についてがほとんどだったと思います
確かにそれはその通りであり 発信すべきことだと思います。
でも今現在普通の工務店ならば それらの性能は誰でもできます
それは消費者から見ると 『迷う』原因にもなっているのではと感じています
そこで私たちは お施主さんも実際にご自身の家づくり(住宅計画)に参加することで
安心した家づくり。納得した家づくりをできるのではないかということにあります
そんな中 大きくヒントになったのは
東京在住の建築家 『アトリエフルカワ』 古川泰司さんとの出会いです
そしてこのプロジェクトのポイントは著書『ローコストで最高の家を建てる方法』
に凝縮されています
さて本題に戻り第一回目の昨日は 間取り計画のお話・・・
弊社建設住宅部 総責任者中西部長の説明からはじまります
そしてスタッフみんなで文字通り みんなで間取りを考えます!
第一回目ですので 古川さんにもお越しいただき 一緒にワークショップに
参加いただきました!!
そしてみんなで発表会でみんなで それぞれの間取りについて意見交換
これは私たちプロも 本当に目からうろこ!
参加者の間取り計画が 実にうまいっ!! 脱帽です
初回だったので まだまだ反省点はありますけれども
これから徐々にグレードアップして 行きたいと思います
昨日は久しぶりに名古屋の木工展に行ってきました
あいにくの曇り空
北陸道からいつも見える伊吹山も今日は残念ながら見えません(TT)
いよいよ冬かなあ・・
案外スムーズに進み名古屋の港の方へ!
相変わらずの工業地帯の煙・・ 無害??なんだろうけど
つい中国のPM2.5を想像してしまい 田舎の澄んだ空気が良いなあと
改めて思う田舎者です(照)
しかし 車の交通量はすざましい 最高益を更新したトヨタグループの
おひざ元だけありますね
さて 名古屋の金城埠頭にある 『ポートメッセ名古屋』
ここで毎年 この木工展は開かれています
木材業界の不況を反映して この関連産業でもある木工機械業界も縮小を余儀なくされ
今回の木工展も従来の半分の規模に・・・
閑散たる状況・・・ 何かしらん寂しい気持ちになります
場内の写真を撮ろうとしましたが・・止めました
何か物悲しい気持ちになりながら 帰路に立ちました
これからの木材 木材加工の未来はあるのだろうか・・・・
今日はお昼から お客様が持ち込まれた原木の製材を行います
またまた池田町の木です(最近ご縁があるなあ(笑))
樹齢約70年ほどの素直な杉の木ですね 山林じゃないなと思っていたら
ご先祖様が 山際の平地に植えられたそうです。聞くところによると
その当時、木は儲かるということで いろんなところに植林をしたそうですね
しかし今じゃその価値が落ちてしまい 邪魔者扱いみたいにされています悲しいものです
そんな中で ご依頼いただいたお客様は ご先祖様が植えられた木を大事にされていて
今回もこうしてご自分の家に使いたいということでお持込になりました
原木を見ながら ある程度の方針を決め・・・
後は 製材機に乗せてからの勝負!! まな板の鯉じゃないけどそんな感じ(笑)
お客様も ご一緒に立ち会っていただき
木目を見ながらその都度挽き方を変えていきます!
この製材は何時でも緊張しますし楽しい瞬間ですね(笑)
さてこれが出来上がり!! 真ん中の白い色は割れ止めのボンドです!
この後約6か月は天然乾燥しその後修正挽きを行い製品化の予定です
皆さんもこのようにみなさんの山の木を製材してお家の何かに役立ててみませんか?
山の木の伐採から 搬出 そして製品化 山の木に関するあらゆるサービスが可能です
どうぞ私たちにどんどんご相談くださいませ!
さて この巨木の伐採をお願いしてます職人さん・・巨木伐採の専門家で
日本全国飛び回っているそうです。
一応ノウハウもありますので肝心なところはお見せ出来ませんが・・
表現が適切かどうかはさておいて
まさしく『猿』のように鮮やかな足さばきで駆け巡っています
ちなみに この巨木は今まで切った巨木の中で4番目に大きな木らしいですよ
これは先ほどの写真で伐採している枝を下してきたところです
傍に作業員がいらっしゃると思いますが この大きさお分かりいただけますよね(驚)
さあいよいよ 枝払いが終わり幹だけになりました いよいよ最後の伐倒です
さて幹廻り10m以上もある木をどのようにして倒すのか・・・
もちろんチェンソーで倒すのですがそんじょそこらのバーの長さでは無理ですよね
これが今回使うバーの長さです
わかりにくいでの この写真 すごいでしょ
バーの長さ1500㎜あるそうです
ついでにもう一つ!上は私たちが良く使う600㎜のバ―
これでもプロ用ですので大きいんですが 大きさがお分かり頂けると思います
さていよいよ 本番が始まります!!!
まずは 受け口を切ります (この受け口で 倒れる方向が決まりますので
これが一番肝心ですね! 山師さんもこればっかりは慎重に行っています
いよいよ 本番 わかってはいましたが 鋸の入りがスムーズ(汗)
『あかん 穴や・・・・』の一言・・・ うーん判ってはいたもののちょっと残念
伐採方法は『廻し挽き』という手法で巨木の場合この1500㎜野バーでも届かないので
幹の廻りをぐるぐるとまわりながら伐っていきます。
途中長い年月の中 地中の石を根っこに抱き込んだりしてますので、
石を切らないように慎重に進めています・・ がそれでも駄目ですね
今回だけでも、ダイヤモンドが刃先に付けてあるチェンソー刃物が
3~4巻は駄目になっています いよいよ格闘すること2時間
ゆっくりと 倒れて行きました 60tクレーンで 吊り下げながらゆっくり寝かせたのですが
25t吊りの竿が『がしゃーん』としゃくられる 激しい音で廻りは騒然としています
おそらく瞬間30t以上の負荷が掛かったかも知れません
ご覧ください 私ん身長が 175㎝ですので それより大きいことは間違いありません
横幅は 4mはありました!残念ながら 真ん中に穴はありますが
それでも 見事な欅です
全長13m 全重量約30tの堂々たる風格です
このままではレッカーで吊れないし トラックでも運べないので
少し分割します
ご覧ください 大きさがわかりますでしょ
これでも18tあります・・・ この後トレーラーで搬出いたしました
これが切り株・・ この中の穴の中で大人一人が楽に入れる風呂が出来そう(笑)
300年の間ここに君臨してきた この巨木ですが この穴を見ると
昨今の異常気象による突風などにもしかしたら耐えられないかも・・・ と心配になりました
やはり 今この時期こそが この欅の 伐り旬(寿命)なのでは・・・・と思いました。
私はこの欅の枝を少しちぎって 切り取られた株にそっと植えました・・
これは木曽の伐採業者(木曽桧)から教えていただいた儀式ですが
『また再び このような大きな木に成長しますように・・との願いを込めて行います』
私たちはこうして 山の恵みをいただき
それを皆さんの暮らしの中に取り入れる仕事をさせていただいております。
是非皆さんもこのような思い出の木を 皆さんの暮らしに取り入れてみませんか
先祖代々の思いが伝わる本物の木の住まい・・
これこそが真の『木造住宅』だと私は信じています
是非皆さんもこんな家づくりをしませんか!!
私たちと一緒に取り組んでいきましょう!!
この巨木との出会いは 今からちょうど1か月前
『木を見てほしい』とのお話で隣町の池田町へ向かいました
池田町は山間の町で林業が盛んな小さな町です
そんな町の中心部でこの欅と出会いました
祠を傍に構え どんと佇んでいる様は いかにも自然の威厳があり神々しい姿です
推定樹齢 300年 幹廻り10メートル 高さ約20Mほどの欅です
なるほど地元の年配の人にお伺いしますと 昔はご神木と言われたそうです
そんな立派な巨木も 老齢化し枝の落下などで危険を及ぼす可能性も出てきましたので
伐採することとなりました
大変この巨木からしてみると 自然の摂理のまま自分の体を変化させることに
過ぎないのに その行為が人間に対して危害を加えるから伐採されるなんて
なんか複雑な気持ちです しかしこれもまた致し方ないことなのかもしれません
早速伐採前の神事・・・ やはり祝詞奏上を拝聴すると 其の木の神、その土地の神に謹んでお祈りをささげている内容でした
玉串をささげ儀式は終了伐採の日を待つばかりです”
さあ いよいよ伐採の当日が始まりました!!
まずはみんなで記念撮影!
ご覧くださいこの幹廻り 確か6人でようやく一周でした
上からの写真です 大きいことわかりますか??
さてこのような大きく しかも民家が近いこのような立木には ”台落し”
という手法が使われます
このようなクレーンで 枝の先を吊って吊りあげながら伐採します
見えますかね! 職人さんが上で作業されているの
こちらも見つけられますか?ホント感心します
台落しで 吊られた枝が下りてくるとこのような状態(xx)
すごく大きいことがわかりますか?
これが枝ですよ(xx) 枝だけでも直径50センチはあります
しかもこのすっとした目相
格闘すること丸一日 ようやく枝の始末が出来幹だけとなりました!
後は翌日の 幹の伐倒を待つばかり・・・