昨日は 武生の中心市街にあるこちらの邸宅へ見学させていただいた
邸宅の呼び名は・・ ”愛山荘” 越前富士”日野山”を愛でるこの邸宅は
100年前 当時の豪商が 自分の別荘として建設したものだそうです
しかし時代の流れとともに栄枯盛衰・・ ついにこの邸宅も手つかずで放置され
解体され宅地分譲になるところだったところ 武生でとても有名な大富豪が買取られ
このように再度整備をして 一般公開をすることになりました
場所は越前市(旧武生市)の若竹町というところにひっそりとあります
これが敷地間取り図です、敷地面積約5500㎡ 主屋は木造2階建て延べ床面積435㎡
当時の栄華がしのばれます
ここが主屋玄関・・ 大変質素な趣がありますね
しかし 中に入ると…この素晴らしい展望
深い軒先のから眺める 庭園・・
そしてその奥には100株ほどある 梅林 これが日野山とクロスし何とも言えない風情を醸し出します
こちらが離れ・・
主屋と比較して少し派手な感じがしますね、これも別荘ならではの しつらえ
来れこそ贅沢です”
そして蔵と 月見小屋 ・・ なんとこの石造りの蔵は解体するのに1千万は下らないそうです(XX)
なんとこれが4棟・・ そりゃ宅地分譲しても元取れないね(笑)
これが暮に向かう 廊下・ これまた鄙びた感じがとても上品に見えます
来れこそ木造の醍醐味 味わいのある空間になりますね!
室内の 柱は 主に檜、杉 しかもすべて柾出(XX)
こんな材料をそろえるのは難儀します その当時は材木は全て京都から取り寄せたそうです
欄間にちょっとした彫り物・・・・・
このようなこじゃれた 空間を作り上げた職人さんたちの技もひかります
材木屋として情けなかったのは これが何の木かわからなかったこと・・
くるみか何かかなあ・・・って思うのですが 物知りの方教えてください!
これ 本物!武者小路実篤の直筆の 絵と掛け軸・・・
素晴らしい!!の人ごとに尽きる・・
越して次第に夜が更けてきて お庭もライトアップ・・
また昼間の庭園とは全く違う雰囲気を見せてくれます!
そんな中でおいしい食事を頂く 来れこそ最高の贅沢!
愛山荘・・・ なかなか入る機会がありませんでしたが
大変素晴らしい建物でした 是非一度必見の価値ありでした
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