弊社は古民家再生協会福井の主な事業
『古民家鑑定』を行うため会員の皆さんとともに、
とある古民家の調査をいたしました
古民家鑑定は 有資格者『古民家鑑定士』が一定の基準でもって
その古民家を鑑定し その資産価値を判定するものです
この古民家鑑定という制度は
あくまでも私的な鑑定なので 公の価値(固定資産評価)の鑑定とは
全く一線を画しますが 所有者にとってこの建物が一体どのくらいの価値があって、また残すべきなのか、また壊した方が得なのかを判断する目安となる物差しとなるでしょう
さて我々古民家鑑定士が 専門家の目でこのお宅を診断します
まずは 基礎 床ですね まさしく伝統工法 『礎石建て』の家です
礎石建て・・・ 基礎石の上に柱が立っている建物
屋根を見ましょう! 瓦自身はまだ新しい(って言っても40年は経っている・・) 葺き土を使って屋根を止めています
越屋根ですね かつて囲炉裏があって煙を上げていた場所でしょう
・・家の中には囲炉裏はありませんでした(プライバシー保護のため家の中の写真は公開できません)
こちらのお宅は まめに補修をされています
こちらも昔の外壁の上に新しく壁を打ちつけています 40年たっても
新しい雰囲気を醸し出しています
この辺りは昔のままらしいです・・・
こうして 2時間ほど現地調査をしてから
みんなで まとめ講評鑑定を行い
このような チェックシートでまとめ 本部に送り正式な鑑定書として
評価されます
皆さんのお住まいの古民家・・・ 古い古いなんて言わないで一度その資産価値を鑑定してみませんか?
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