昨日は 弊社にて天然乾燥(AD材)した杉構造材の材料検査がありました
以前にもご案内したように弊社は杉の構造材を天然乾燥してストックしております
弊社が天然乾燥にこだわるのは
人工乾燥(特に高温乾燥)では木材の組織が破壊され木材そのものが持つ性質が失われるからです
もっと具体的に言うと
物理的には 木材組織にが奏でる 粘り強度、
科学的には 木材抽出成分による 殺菌作用、防腐防蟻作用
について木材そのものが持つ性能を そのまま維持できているかどうかに不安があるからです
ご利用いただく工務店さんの監督さんと念入りに
”番付・・(どこにどの材料を配置するかを決めること)”を行います
確かに天然乾燥であるが故の欠点・・ 特に干割れがありますがそれを使いこなすのが
”木づかい”です
天然乾燥しているので 表面は汚れていますが
この後 修正挽き プレーナー処理をしてお色直し(というよりも目覚めの顔を洗うという感じですかね(笑)
新たな活躍の場に向かって旅立ちます!!
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