福井県の森は(特に生産林・・建築用材等を生産するために植林された森のこと)
大径材を作ることに主眼を置いた森がほとんどです。
ですからこのように大きい丸太がたくさん生産されます(この丸太は末口計 44センチと48センチですね)
私たちはこのような大きい丸太で ご覧のとおり赤身の多い住宅用構造材を生産しております
ここで一口メモ!!
ご存じ住宅の構造材に求められるものは何か!!
一つはもちろん”強度” 大切家族を守る骨組みですから強い材料が一番!
それも大切ですが もっとも大切なものは何か・・・
そう それは”耐久性”です!!
強度(耐震)いうものは 構造材の組み合わせ方で適切な強度にあげることは可能です
しかし 耐久性( 対白アリ 対腐朽)に対しては 素材そのものの耐久性が要求されますので
より素材の選別が大切になってくるのです
よく耐久性のある木材ということで ”檜”という名前が挙げられます
確かに檜は耐久性は高いです
しかしながら”辺材部”・・ いわゆる 木材の周りの部分の耐久性は”並”ですね
決して耐久性が高いとは 言い難いです
むしろこのような 赤身材が耐久性を語るなら一番!!
確かに・・・”乾燥しにくい” 色が”赤黒い”・・きれいではない・・
このようなデメリットはありますが 何が一番大切なのかをよく考えると
自ずから もっとも適した材料は何かが見えてくるはずです
福井県はこのような大きい材料がたくさん生産される 赤身材の宝庫です!
ぜひとも構造材には ”杉の赤身材”をご用命ください
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