台風12号の影響で甚大な被害が起きている 三重県、奈良県、和歌山県・・
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
特に 那智勝浦の寺本町長はお嬢様が結納の朝に被害に遭われお亡くなりになられた
にもかかわらず懸命に公務に奔走されている様は言葉に言い表せません・・
さて 上部の写真・ (写真元yahooニュースから拝借しました)
ですが今問題になっている十津川村の天然ダム湖の写真です
まさしく 単層林(おそらくスギ・ヒノキだと思いますが)
明らかに、山面の表層保水能力が低下してしまっているため
深層崩落というという現象が発生しているのと考えられます
しかも山の深いところに立地している大変条件の悪いところ
で間伐さえもされていなかったような雰囲気ですね・・
まさしく戦後間もない頃にスタートした”拡大造林政策”の中で、埋もれていた
リスクが表面化してしまった感じでしょうか・・
必ず高く売れるから 投資しましょう!!と国全体が踊った拡大造林計画
しかし 下がり続ける国産材・・
もはや投資を回収するには程遠い価格差、
そのため育林、保育間伐などの継続投資、再投資もできない
この現状がこの崩落を生んだのではないでしょうか・・・
そのときそのときの政策は確かに良かったのかも知れません
その時点での最高の判断なのかもしれません。
でも間違ったことに気がついたら(やばいなあと思ったときが)すぐ行動!!
このことで被害は最小限に抑えられるのではないでしょうか
今の政治にもお願いしたいし、 私たち自身も心がけるべきとあらためて思います
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