昨日は東京へ 表題の通り 木質ペレット等地域流通整備事業発表会が
ありましたので 聴講してまいりました。
これは林野庁の補助事業で、地域のなかでいかに、木質ペレット等の木質バイオマスを
実際のエネルギーとして(例えば、温泉の熱源、 農業ハウス暖房、家庭のストーブ・・)
流通させていくかと言うことを、検証及び実証する内容になっています。
私が聞きたかったのは NPO法人 土佐の森・救援隊
林地残材の、地産地消 徹底した地域システムの構築です
なんのこっちゃよく分からないでしょうが ポイントはただ一つ
”おじちゃん、おばちゃんの力をかりて 山の整備をしつつ、林地残材を搬出する”
おじいちゃんおばあちゃんは その対価としてわずかながらですがお金儲けが出来る
と言う仕組みです
そんなん簡単やん!! って皆さんお思いでしょうが
これが今の林業では出来ないのです(涙)
それだけ腐敗しているのが今の林業なのです
昔話で おじいちゃんは山へ柴刈りにいって おばあちゃんは川に洗濯にいく・・
と言うくだりがありますが
土佐の森システムはまさしくそれをやろうとしています。
対極として 大規模林業がありますが(宮崎県、北海道)など・・
これはヨーロッパ、カナダ ニュジーランド等の 面積が広く、なだらかな丘陵地帯に
森が続いている国でこそ成り立つ方法であり これを急峻なやまやまが続く日本に
当てはめようとしても ほとんどの森があてはまらないのです。
だからこそ 今日本が必然的に求めているのが ”土佐の森システムなのです”
必ず福井でこのシステムを動かしたい!! 今の私の願いです
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