先日は雪の降りしきる中、地域の林地所有者 すなわち山主さんが集って集会がありました
この地域にもわずかですが山を持っていますので 山主として参加です。
コミュニテイ林業事業の説明会です
なんじゃそれ? だと思いますので 少し概要の説明!!
日本の森林は 民有林の割合が多く特に福井は細かい所有区分に別れています
ちょうど昔の田んぼのように入り乱れている状態ですね!
そのため日本の田んぼは区画整理を行いさらに
農家組合を作って共同で営農をされていると思います
このコミュニテイ林業はちょうどそのように区画整理とまでは行かないけれども
まずは林地の地境を明確にして、さらに集団で造林、育林をすることで
仲間で森林事業をしましょうという事業ですさらには今参加する人は補助金つけるから
早く組織した方は頑張って!! という内容のものです。
ぱっと考えると大変すばらしい事業ですが・・・・
山主さんから出てくるいろんな質問を聞くと、溝を感じます
例えば・・ 間伐するのにお金がかかるのならそのまま放置しておいて大きくしたほうが
お金になるから いまはほおって置いたほうがいい などなど
思わず、”違う違う!!今間伐しておいたほうが お金になるのに!!”
と、心の中で叫んでしまいました。
今一番大切なのは、市民に山の現状、森林のあるべき施業を正しく理解していただくことです
これを行なっていただくのが やはり 森林組合の職員さん、出先機関
この方達がしっかり 適切に伝えることが大事なんだろうなと改めて感じた一日でした
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